マレーシア物流の基礎知識 | 政府が画策する「ハラールロジスティクスハブ」とは?

「マレーシア物流の基礎知識」として、マレーシアがASEAN域内における輸送拠点となり得る理由、空路(空港)、海路(港湾)、陸路(道路網)、陸路(鉄道網)の4つのインフラから見たマレーシア物流の最新事情、マレーシア政府が画策している〝ハラールロジスティクスハブ〟について、さらにそこから予測されるマレーシア物流における「ハラール物流」の需要…などについて解説します。
近年マレーシアはGDPの成長に比例して、国民所得が上昇し、国民全体の個人消費も伸長。それら消費財を含めた総合的な流通量の増加が始まっており、国内物流および倉庫需要が高まっています。
またマレーシアはハラール先進国としても知られており、商品・物流・小売を対象にハラール認証を設けており、先述のように自国をハラルロジスティクスハブとして確立することを画策している背景から、新たな「ハラール物流」の需要も高まっています。
さらにASEAN諸国全体で今後の需要の増加が見込まれる「コールドチェーン物流」についても簡潔に解説します。
Photo by Paweł Szymankiewicz on Unsplash
▼マレーシア物流の基礎知識 | 政府が画策する「ハラルーロジスティクスハブ」とは?
▼マレーシアでの海外ビジネスを成功させるために
1.マレーシア物流をめぐる背景と基本情報
マレーシアがASEAN域内における輸送拠点となり得る理由とは?
近年、マレーシアの経済成長率は5%という堅調な推移を示しています。GDPの成長に比例して、国民所得が上昇することで個人消費も伸長し、それら消費財を含めた総合的な流通量の増加が始まっており、国内物流および倉庫需要が高まっているのです。
マレーシアの輸送・倉庫市場規模は、2011年から絶えず右肩上がりの成長を持続しており、2011年から2017年においては、年平均7.5%の増加という報告もあります。
また、今後マレーシアがASEAN域内の輸送拠点となる可能性も充分にあり得るとされています。
事実、マレーシア政府は、戦略的な開発計画を定めている「第10次マレーシア計画(2011〜2015年)」と、自国の工業発展を想定したプログラム「工業基本計画2006〜2020」において、国内物流のインフラの整備を強化するとしています。
隣国シンガポールと比較した際のコストメリットとは?
また、隣国であるシンガポールと比較した際に、そのコストの低さも、将来的にマレーシアがASEANにおける輸送拠点となり得る可能性にプラスに働いていると言われています。
確かに、シンガポールとマレーシアを比較した場合、その物流経路の数およびそれらの使用頻度、さらには地理的な観点から見ても、前者のシンガポールの方が物流ハブとしての条件を備えてはいます。
しかし、後者であるマレーシアの方が、コンテナ取り扱い料金や、コンテナドレージ(コンテナをトレーラーなどの荷台のせて陸上輸送すること)費用の価格水準が低いという背景もあります。
また、さらにコスト的な観点から見て、マレーシアは、倉庫代(利用料・税金など)、事務所賃貸料などのイニシャルコストも相対的に低く見積もることが可能という意見もあります。さらに後述しますが、陸路運送に影響する道路などのインフラも整備されているため輸送効率も高いとされており、さらに燃料費も安く抑えることができるというメリットがあるとされているのです。
2. 4つのインフラから見たマレーシアの国内物流事情
現在のマレーシア物流をめぐる背景と基本情報に続いては、マレーシアの4つのインフラ状況から、国内の物流事情を考察していきます。
以降より順番に、空路(空港)、海路(港湾)、陸路(道路網)、陸路(鉄道網)の4つの観点から見ていきましょう。
①「航空貨物輸送(空路)」について
マレーシアではクアラルンプール空港を中心とした航空輸送網が整備されています。マレーシアには定期便を運航する航空会社が4社あり、それぞれ、マレーシア航空(MASkargo、MAS Wings、Firefly含む)、エア・アジア、ベルジャヤ航空、トランスマイル・エア・サービスとなっています。
またマレーシア国内には、6つの国際空港(クアラ・ルンプール、ペナン、ランカウイ、ジョホールバル、コナ・キナバル、クチン)と、19の主要国内空港が存在します。
さらにSTOL(Short Take-Off and Landing)と呼ばれる簡易滑走路施設が36地域に設置されており、人口密度が小さく道路網の整備が遅れている東マレーシアなどでは、河川交通に次いで重要な交通輸送手段とされています。
そして、先述したマレーシア航空は、マレーシアのナショナルキャリアであり、100%子会社のMASkargoを通じて専用フレイターによる航空貨物サービスを提供しています。
また、国際空港のひとつペナンでは、韓国・台湾・香港・中国向けに、インテグレーターであるDHL、FEDEXが定期貨物便を運行しています。
②「海上輸送・港湾整備」について
マレーシア国内の主要港湾は、運輸省傘下にある連邦港(運輸省港湾局管理と運輸省海事局管理の2つ)と、州政府が管轄する州港に分かれています。
① 連邦直轄港:
クラン港、ジョホール港、ペナン港、クアンタン港、ビンツル港、タンジュン・ペラパス港
② 運輸省海事局の管理する港:
半島海事局管轄 … ランカウイ港、コタ・バル港など7港
サバ海事局管轄 … ラブアン港、サプイタン港など6港
サラワク海事局管轄 … サマタン港、ルンドゥ港など28港
③ 州の管理する港:
サバ州港湾局 … コタ・キナバル港、サンダカン港、タワウ港など7港
サラクワ州港湾局 …クチン港、ミリ港、シブ港、タンジュン・マイン港など6港
上記のなかでも、特に貨物取り扱い量が多いのがクアラルンプール近郊の連邦直轄港のクラン港と、南部ジョホール州のタンジュン・ペラパス港です。この2港は、世界のコンテナ取り扱い量において上位20位以内に入る規模となっています。
③「陸上運送・道路整備」について
マレーシアは道路大国と呼ばれるほど、国内において高速道路や国道を中心に道路網が整備されています。マレーシアの道路の総延長は約15.5万km(2011年末時点)とされており、有料道路は30 路線で約2,000km(2014年10月時点)に及ぶとされています。
マレーシア国内の高速道路は、マレーシア高速道路庁の管轄下にあります。そんな高速道路の中でも重要視されているのが、「南北高速道路(NSE=North South Expressway)」と呼ばれる、ケダ州のタイ国境付近から半島南端のジョホール・バルまでを結ぶ772kmの高速道路です。
この「南北高速道路(NSE=North South Expressway)」はマレーシア最長の高速道路であり、ジョホール、マラッカ、クアラルンプール、ペナンといった産業地域を結ぶ、マレーシア物流における陸路の大動脈となっています。
④「鉄道インフラ・貨物運送」について
鉄道運送は貨物の大量運送に適していますが、結論から言えば、マレーシアの鉄道インフラは脆弱である部分があります。2011年の世界銀行データによると鉄道総延長は1,665kmとされています。
マレーシア物流においては、高速道路などの陸上運送の方が、国内道路網の整備が進んでいることから、鉄道貨物輸送の取扱額はあまり大きくありません。
鉄道物流のトピックとしては、国内最大の輸送機関であり、半島マレーシアで運営されている政府が完全所有する会社「マラヤ鉄道(KTM)」が挙げられます。マラヤ鉄道は機械製品から農作物まで多様な種類の物品輸送を行っており、そのネットワークは、マレーシア半島北部のターミナルであるバターワースから、南部のジョホール州パシル・グダン、ウッドランドにまで及んでいます。
3. マレーシア物流の最新事情
今後需要の増加が見込まれる「ハラル物流」と「コールドチェーン物流」
このセクションでは、マレーシア物流の最新事情として、現在国内で注目されている2つの物流需要について簡潔に解説します。
現在、マレーシア物流における最新の注目トピックは、以下の2つになります。
マレーシア物流における「ハラール物流」の需要
ハラールとは、イスラム法において許された合法的な項目を指します。ムスリム(イスラム教徒)が日常生活で口にするものや、身につけるもので、具体的には原材料、医薬品、化粧品、加工品などもイスラム法で規定されています。
マレーシア政府は、自国をハラルロジスティクスハブとして確立することを画策しており、ハラール物流とは、そうした製品や商品を安全に輸送する物流のことです。
そもそもマレーシアはハラール先進国としても知られており、商品・物流・小売を対象にハラール認証を設けています。マレーシア・イスラム開発局(JAKIM)が行う認証「MS」(Malaysia Standard)がもっとも厳しい基準といわれており、JAKIM認証を取得した企業が、ASEANのみならず中東やアフリカに輸出している例もあります。
マレーシア物流における「コールドチェーン物流」の需要
コールドチェーンとは、低温管理が必要な製品を冷蔵あるいは冷凍した状態で輸送する物流を指します。
経済発展と比例して、今後はアジア新興国においても、コールドチェーン物流が重要視されています。ASEANで海外展開をする日本企業のサプライチェーンのグローバル化が進む中で、コールドチェーン物流の環境において、各国ごとにシステムやインフラ構築の脆弱性が問題視されています。
マレーシアでも、近年の経済成長による、冷凍・冷蔵食品の消費量の増加にともない、他のアジア諸国同様にコールドチェーン物流の需要が高まっています。そもそも日本政府の国土交通省は、マレーシアをASEANにおいてももっとも力強く推進すべき重点国のひとつとしていることをアナウンスしており、日本式コールドチェーン物流を戦略的に展開していくとしています。
4. 優良なマレーシア進出サポート企業をご紹介
御社にピッタリのマレーシア進出サポート企業をご紹介します
今回は「マレーシア物流の基礎知識」として、マレーシアがASEAN域内における輸送拠点となり得る理由、空路(空港)、海路(港湾)、陸路(道路網)、陸路(鉄道網)の4つのインフラから見たマレーシア物流の最新事情、マレーシア政府が画策しているハラールロジスティクスハブについて、さらにそこから予測されるマレーシア物流における「ハラール物流」の需要…などについて解説しました。
「Digima〜出島〜」には、「マレーシアでの物流」を実施する際の支援はもちろん、厳選な審査を通過した、様々な支援を行う優良な進出サポート企業が多数登録しています。
「現地物流に必要な費用が知りたい」「海外販売において営業代行してくれる会社を探している」「自社商材を海外に販売していきたい」…といった、多岐に渡る海外進出におけるご質問・ご相談を承っています。
ご連絡をいただければ、海外進出専門コンシェルジュが、御社にピッタリのタイ進出サポート企業をご紹介いたします。まずはお気軽にご相談ください。
(当コンテンツの情報について)
当コンテンツを掲載するにあたって、その情報および内容には細心の注意を払っておりますが、掲載情報の安全性、合法性、正確性、最新性などについて保証するものではないことをご了承ください。本コンテンツの御利用により、万一ご利用者様および第三者にトラブルや損失・損害が発生したとしても、当社は一切責任を負わないものとさせていただきます。
海外ビジネスに関する情報につきましては、当サイトに掲載の海外進出支援の専門家の方々に直接お問い合わせ頂ければ幸いです。
この記事が役に立つ!と思った方はシェア
海外進出相談数
2,000
件突破!!
最適サポート企業を無料紹介
コンシェルジュに無料相談
この記事をご覧になった方は、こちらの記事も見ています
オススメの海外進出サポート企業
-
YCP Group 
自社事業の海外展開実績を活かしてアジア圏への海外展開を完全代行、調査やM&Aもサポート
マッキンゼー/ボストンコンサルティンググループ/ゴールドマンサックス/P&G出身者を中心とする250人規模の多機能チームが、世界20拠点に構えるグループ現地法人にて事業展開する中で蓄積した成功&失敗体験に基づく「ビジネス結果に直結する」実践的かつ包括的な海外展開サポートを提供します。
YCPでは各拠点にてコンサルティングサービスだけでなく自社事業を展開しています。市場調査フェーズからスキーム構築/定常的なビジネスマネジメントまで、事業主として一人称で取り組んできたからこそ得られた現地市場ノウハウや専門知識を活用し、教科書的な「べき論」に終始せず、ヒト/モノ/カネの観点から海外展開リスクを最小化するためのサービス開発を行っています。
<主要サービスメニュー>
・海外展開完全代行:
事業戦略~実行までの各フェーズにて、全ての業務を完全に代行
・海外調査:
マクロデータに表れない市場特性を探るための徹底的なフィールド調査を踏まえたビジネスに直結するインサイトを提供
・海外M&A:
買収後の統合実務や定常経営実務までを包括的にサポート -
サイエスト株式会社
海外ビジネスプロシェッショナルが長年培った人脈・ノウハウをフル活用し、貴社のもう一人の海外事業部長として海外事業を推進します。 
全ての企業と個人のグローバル化を支援するのが、サイエストの使命です。
サイエストは、日本の優れた人材、企業、サービス、文化を世界に幅広く紹介し、より志が開かれた社会を世界中に作り出していくための企業として、2013年5月に設立されました。
近年、日本企業の国内事業環境が厳しい局面を迎える中、アジアを筆頭にした新興国が世界経済で存在感を増しています。
それに伴い、世界中の企業がアジアなどの新興マーケットの開拓を重要な経営戦略のひとつと位置付け、一層注力の度合いを高めています。
サイエストは、創業メンバーが様々な海外展開事業に携わる中で、特に日本企業の製品、サービス、コンテンツには非常に多くの可能性を秘めていると、確信するに至りました。
ただ、海外市場開拓の可能性はあるものの、その実現に苦労している企業も少なくありません。
我々はその課題を
(1)海外事業の担当人材の不足
(2)海外事業の運営ノウハウの不足
(3)海外企業とのネットワーク不足
と捉え、それぞれに本質的なソリューションを提供してまいります。
また、組織を構成する個人のグローバル化も支援し、より優れた人材、企業、そしてサービスや文化を世界中に発信してまいります。
そうして、活発で明るい社会づくりに貢献することで、日本はもちろん、世界から広く必要とされる企業を目指します。
-
ユビーク株式会社
ユビークは、鎌倉と東京を拠点に、海外市場への進出支援と、そのための包括的なコミュニケーションを企画・実行する専門性を兼ね備えた、ユニークな経営コンサルタント・広告代理店です。ユビークは、ブランドが世界に向けて伝えたい内容を正確に、かつ各マーケットの文化に合わせて伝えることで、その成長に寄与します。
ユビーク株式会社とは
1997年、マイケル・フーバーがMDH Consultants KKを設立。日本企業や日本市場へ参入しようとする外国企業にコンサルティングサービスを提供していました。2015年に社名をユビーク株式会社に変更し、創業時から「企業開発のコンサルティング」と「マーケティング支援サービス」を着実に実践し、サービスを提供してきました。また、国内外の経験豊富な専門家と連携して「ブティック」を設立し、彼らの知見や能力を活かして、サービスの拡大を続けています。ユビークの中核は、品質とお客様への情熱、そしてプロフェッショナルなサポートです。
コミュニケーションと新技術
ユビークのコアチームは、日本およびグローバルでコミュニケーションのためのコンテンツを数十年にわたって企画・制作してきた経験を有しています。企業開発のコンサルティングから、翻訳、コピーライティング、ネーミング、ライティングなど幅広いサービスを提供し、それぞれが重要な役割を果たしています。また、出版物やビデオ、雑誌、書籍、広告の制作といった多面的なプロジェクトに領域を拡げ、さらには世界に展開するウェブサイト、SNS、ポータル、コンテンツマネジメントシステムを構築するデジタル領域へと進化してきました。
大手グローバル企業の社内や、広告・マーケティング会社のサプライヤーとして多様な仕事に携わってきたユビークは、コミュニケーションについて確固たる基盤を有しています。クライアント内外の視点からコミュニケーション・プロジェクトに必要な要素に精通しているため、企業と代理店のどちらのパートナーとしても優位性を持っています。
ユビークの専門的なスキルは進化し続けており、エンターテインメント製品や体験、マーケティングプログラム、市場調査、製品開発やテストにおいて大きな可能性を秘めたバーチャルリアリティ(VR)などの新たな技術にも焦点を当てています。テクノロジーやシステムが急速に進化している中、日本国内だけでなくグローバルに、企業のニーズに沿ったモバイルソリューションやソフトウェア開発をブランドに対して提供していきます。その一方で、「コンテンツ・イズ・キング」であり、最高品質のコンテンツが必須であるという事実を見失うことはありません。
マーケティング・インテリジェンス・サービス
最も成功しているマーケターは、消費者が何を求めているのかをより深く理解するために、トレンドやテクノロジーを常に把握しています。リサーチや情報分析はBtoCのマーケティングに活用されてきましたが、BtoBにおいても重要です。ユビークは、双方の分野でトップレベルの研究・分析を行うだけでなく、VRのような新しい技術を製品開発やマーケティングキャンペーンのテスト段階の時間短縮・コスト低減に活用している企業との提携を進めています。
これからのユビーク
ユビークは今後もグローバル企業に直接サービスを提供するとともに、広告代理店と連携したプロジェクトを遂行していきます。この2つの顧客基盤を拡大しながら、リソースやサプライヤーのネットワークを構築することで、個々のプロジェクト課題に最適な人材のマッチングを図ります。同時に、VRをはじめとする新しいビジネスチャンスに挑戦。中長期的には、企業や代理店に最高品質の成果を提供するために、ニッチを開拓します。また、日本のみならず海外のグローバル企業とのコンサルティング関係を構築し、新しい技術を積極的に導入することにより、バーチャル化が進む世界でコミュニケーションを強化していきます。
ユビークはデジタル時代にふさわしいプロセスと統合的なアプローチによって課題を解決する、信頼のおけるパートナーになりたいと考えています。重要なのは、未来に向けた理想のロードマップを戦略的に構築することです。日本から世界へ、世界から日本へ。時と場所を超えたコミュニケーションで人とブランドをつなぎ、ブランドにクリエイティブな力を吹き込む。それがユビークです。
ぜひ、思いを一緒にかなえましょう。
ユビーク株式会社
代表取締役
マイケル・フーバー
-
フェデックスエクスプレス ジャパン
貴社の国際物流を世界最大のネットワークで支えます
世界最大の総合航空貨物輸送会社、FedExは迅速かつ信頼性の高い輸送サービスを世界220以
上の国と地域で提供しています。
人とモノ、サービス、アイディア、テクノロジーとを
繋げ、革新を引き起こし、ビジネスに活力を与える、そして地域社会に貢献するための機会を創出しています。 -
尾崎会計事務所
アメリカ会社設立  アメリカ会計 アメリカ確定申告 アメリカ会計事務所サービス
納税プランニング・サービス:
最適なタックスプランニングで、賢い節税を。
貴社の目的であろう、節税を通してのセービングは、当会計事務所にとっても一番のプライオリティです。
貴社のファイナンシャル状況はとても固有で個性的なものです。どの企業も二つとして同じではありません。ですから一般論的なタックスプランニングをあてはめた場合の、時間の無駄を防ぎます。
貴社独自の状況にあったタックスプランニングをカスタマイズ構築して、最適な節税方法をアドバイスいたします。
そのためには会計年度末に1度話し合うよりも、1年を通して何度も話し合い、賢く何か月も前から、余裕をもってプランニングすることが重要です。
決算期の数ヶ月前から、各クライアント様のデータを前年度の確定申告からピックアップして、お話合いの時間を持てるよう、お願いしています。
オススメの海外進出サポート企業
-
YCP Group 
自社事業の海外展開実績を活かしてアジア圏への海外展開を完全代行、調査やM&Aもサポート
マッキンゼー/ボストンコンサルティンググループ/ゴールドマンサックス/P&G出身者を中心とする250人規模の多機能チームが、世界20拠点に構えるグループ現地法人にて事業展開する中で蓄積した成功&失敗体験に基づく「ビジネス結果に直結する」実践的かつ包括的な海外展開サポートを提供します。
YCPでは各拠点にてコンサルティングサービスだけでなく自社事業を展開しています。市場調査フェーズからスキーム構築/定常的なビジネスマネジメントまで、事業主として一人称で取り組んできたからこそ得られた現地市場ノウハウや専門知識を活用し、教科書的な「べき論」に終始せず、ヒト/モノ/カネの観点から海外展開リスクを最小化するためのサービス開発を行っています。
<主要サービスメニュー>
・海外展開完全代行:
事業戦略~実行までの各フェーズにて、全ての業務を完全に代行
・海外調査:
マクロデータに表れない市場特性を探るための徹底的なフィールド調査を踏まえたビジネスに直結するインサイトを提供
・海外M&A:
買収後の統合実務や定常経営実務までを包括的にサポート -
サイエスト株式会社
海外ビジネスプロシェッショナルが長年培った人脈・ノウハウをフル活用し、貴社のもう一人の海外事業部長として海外事業を推進します。 
全ての企業と個人のグローバル化を支援するのが、サイエストの使命です。
サイエストは、日本の優れた人材、企業、サービス、文化を世界に幅広く紹介し、より志が開かれた社会を世界中に作り出していくための企業として、2013年5月に設立されました。
近年、日本企業の国内事業環境が厳しい局面を迎える中、アジアを筆頭にした新興国が世界経済で存在感を増しています。
それに伴い、世界中の企業がアジアなどの新興マーケットの開拓を重要な経営戦略のひとつと位置付け、一層注力の度合いを高めています。
サイエストは、創業メンバーが様々な海外展開事業に携わる中で、特に日本企業の製品、サービス、コンテンツには非常に多くの可能性を秘めていると、確信するに至りました。
ただ、海外市場開拓の可能性はあるものの、その実現に苦労している企業も少なくありません。
我々はその課題を
(1)海外事業の担当人材の不足
(2)海外事業の運営ノウハウの不足
(3)海外企業とのネットワーク不足
と捉え、それぞれに本質的なソリューションを提供してまいります。
また、組織を構成する個人のグローバル化も支援し、より優れた人材、企業、そしてサービスや文化を世界中に発信してまいります。
そうして、活発で明るい社会づくりに貢献することで、日本はもちろん、世界から広く必要とされる企業を目指します。
-
ユビーク株式会社
ユビークは、鎌倉と東京を拠点に、海外市場への進出支援と、そのための包括的なコミュニケーションを企画・実行する専門性を兼ね備えた、ユニークな経営コンサルタント・広告代理店です。ユビークは、ブランドが世界に向けて伝えたい内容を正確に、かつ各マーケットの文化に合わせて伝えることで、その成長に寄与します。
ユビーク株式会社とは
1997年、マイケル・フーバーがMDH Consultants KKを設立。日本企業や日本市場へ参入しようとする外国企業にコンサルティングサービスを提供していました。2015年に社名をユビーク株式会社に変更し、創業時から「企業開発のコンサルティング」と「マーケティング支援サービス」を着実に実践し、サービスを提供してきました。また、国内外の経験豊富な専門家と連携して「ブティック」を設立し、彼らの知見や能力を活かして、サービスの拡大を続けています。ユビークの中核は、品質とお客様への情熱、そしてプロフェッショナルなサポートです。
コミュニケーションと新技術
ユビークのコアチームは、日本およびグローバルでコミュニケーションのためのコンテンツを数十年にわたって企画・制作してきた経験を有しています。企業開発のコンサルティングから、翻訳、コピーライティング、ネーミング、ライティングなど幅広いサービスを提供し、それぞれが重要な役割を果たしています。また、出版物やビデオ、雑誌、書籍、広告の制作といった多面的なプロジェクトに領域を拡げ、さらには世界に展開するウェブサイト、SNS、ポータル、コンテンツマネジメントシステムを構築するデジタル領域へと進化してきました。
大手グローバル企業の社内や、広告・マーケティング会社のサプライヤーとして多様な仕事に携わってきたユビークは、コミュニケーションについて確固たる基盤を有しています。クライアント内外の視点からコミュニケーション・プロジェクトに必要な要素に精通しているため、企業と代理店のどちらのパートナーとしても優位性を持っています。
ユビークの専門的なスキルは進化し続けており、エンターテインメント製品や体験、マーケティングプログラム、市場調査、製品開発やテストにおいて大きな可能性を秘めたバーチャルリアリティ(VR)などの新たな技術にも焦点を当てています。テクノロジーやシステムが急速に進化している中、日本国内だけでなくグローバルに、企業のニーズに沿ったモバイルソリューションやソフトウェア開発をブランドに対して提供していきます。その一方で、「コンテンツ・イズ・キング」であり、最高品質のコンテンツが必須であるという事実を見失うことはありません。
マーケティング・インテリジェンス・サービス
最も成功しているマーケターは、消費者が何を求めているのかをより深く理解するために、トレンドやテクノロジーを常に把握しています。リサーチや情報分析はBtoCのマーケティングに活用されてきましたが、BtoBにおいても重要です。ユビークは、双方の分野でトップレベルの研究・分析を行うだけでなく、VRのような新しい技術を製品開発やマーケティングキャンペーンのテスト段階の時間短縮・コスト低減に活用している企業との提携を進めています。
これからのユビーク
ユビークは今後もグローバル企業に直接サービスを提供するとともに、広告代理店と連携したプロジェクトを遂行していきます。この2つの顧客基盤を拡大しながら、リソースやサプライヤーのネットワークを構築することで、個々のプロジェクト課題に最適な人材のマッチングを図ります。同時に、VRをはじめとする新しいビジネスチャンスに挑戦。中長期的には、企業や代理店に最高品質の成果を提供するために、ニッチを開拓します。また、日本のみならず海外のグローバル企業とのコンサルティング関係を構築し、新しい技術を積極的に導入することにより、バーチャル化が進む世界でコミュニケーションを強化していきます。
ユビークはデジタル時代にふさわしいプロセスと統合的なアプローチによって課題を解決する、信頼のおけるパートナーになりたいと考えています。重要なのは、未来に向けた理想のロードマップを戦略的に構築することです。日本から世界へ、世界から日本へ。時と場所を超えたコミュニケーションで人とブランドをつなぎ、ブランドにクリエイティブな力を吹き込む。それがユビークです。
ぜひ、思いを一緒にかなえましょう。
ユビーク株式会社
代表取締役
マイケル・フーバー
-
フェデックスエクスプレス ジャパン
貴社の国際物流を世界最大のネットワークで支えます
世界最大の総合航空貨物輸送会社、FedExは迅速かつ信頼性の高い輸送サービスを世界220以
上の国と地域で提供しています。
人とモノ、サービス、アイディア、テクノロジーとを
繋げ、革新を引き起こし、ビジネスに活力を与える、そして地域社会に貢献するための機会を創出しています。 -
尾崎会計事務所
アメリカ会社設立  アメリカ会計 アメリカ確定申告 アメリカ会計事務所サービス
納税プランニング・サービス:
最適なタックスプランニングで、賢い節税を。
貴社の目的であろう、節税を通してのセービングは、当会計事務所にとっても一番のプライオリティです。
貴社のファイナンシャル状況はとても固有で個性的なものです。どの企業も二つとして同じではありません。ですから一般論的なタックスプランニングをあてはめた場合の、時間の無駄を防ぎます。
貴社独自の状況にあったタックスプランニングをカスタマイズ構築して、最適な節税方法をアドバイスいたします。
そのためには会計年度末に1度話し合うよりも、1年を通して何度も話し合い、賢く何か月も前から、余裕をもってプランニングすることが重要です。
決算期の数ヶ月前から、各クライアント様のデータを前年度の確定申告からピックアップして、お話合いの時間を持てるよう、お願いしています。
もっと企業を見る