【2025年度版】オーストラリアのクリーンビューティー市場で成功するための7ステップ完全ガイド

いま、世界の美容業界で最も注目されているキーワードのひとつが「クリーンビューティー」。中でもオーストラリアは、その思想が生活に深く根づいた“クリーンビューティーの先進地”として、グローバルブランドの競争が激化するマーケットとなっています。オーガニックやヴィーガンへの関心が高く、動物実験反対や環境への配慮も、消費者がごく自然に重視する価値観の一部。表面的な“ナチュラル風”ではなく、製品の背景にある姿勢や透明性までが選ばれる基準となっており、日本ブランドにとっても「本気の挑戦」が求められる市場です。
本記事では、オーストラリアのクリーンビューティー市場に参入するうえで不可欠な7つのステップを、現地消費者の価値観や倫理観を踏まえて体系的に解説します。さらに、避けるべきNG事例や、実際に現地で評価された日本ブランドの工夫、そして今後の展望やグローバル戦略への発展可能性までをカバー。サステナブルな視点でブランド価値を高めたい企業にとって、実践的なガイドとなる内容をお届けします。
▼ 【2025年度版】オーストラリアのクリーンビューティー市場で成功するための7ステップ完全ガイド
1.なぜ今、オーストラリアのクリーンビューティー市場なのか?
消費者の9割が“成分表示”をチェックする時代
オーストラリアの美容市場では、もはや製品の見た目やブランド名だけでは選ばれない時代に入っています。特にZ世代・ミレニアル世代を中心に、製品の“中身”――すなわち成分、製造背景、倫理的姿勢への関心が急速に高まっており、実に9割の消費者が成分表示を購入判断の材料にしているという調査もあります。なかでも「肌に優しいか」「アレルゲンフリーか」「動物実験をしていないか」といったチェック項目が重視される傾向にあり、一種の“信頼フィルター”として機能しています。
企業側は、ただナチュラルやオーガニックを名乗るだけでなく、その裏付けや公開情報、透明性のある対応が求められており、もはやクリーンビューティーは単なるトレンドではなく、市場参入の前提条件となりつつあります。
オーガニックコスメの聖地・オセアニアでの信頼構築が鍵
オーストラリアは、オーガニックコスメや自然療法の文化が日常に根づいている“クリーンビューティーの本場”とも言える存在です。ナチュロパシーやアロマセラピーが一般家庭でも浸透しており、植物由来の製品や動物実験反対といった倫理的要素も、感覚的に理解され支持されています。
その一方で、こうした文化的素地があるからこそ「見せかけのエコ」や「サステナブル風」のアプローチには厳しい目が向けられます。成分の出どころ、製造工程、パッケージ設計に至るまで、あらゆる面で本気度が試されるのがオーストラリア市場です。
日本ブランドが信頼を獲得するには、“環境や動物にやさしいふり”ではなく、生活者の価値観に真摯に向き合い、情報を開示し続ける姿勢が不可欠です。
2.クリーンビューティー市場参入のための7ステップ
① 成分・製造背景の整理と“透明性”の確保
オーストラリアの消費者は「何が入っているか」だけでなく、「どう作られているか」までを重視します。そのため、パラベン、PEG、硫酸塩、合成香料などを含まない処方を明示し、原料の由来や製造工程を積極的に公開することが信頼構築の第一歩となります。可能であれば、第三者機関による成分分析や安全性試験の結果をブランドサイトや商品に添付することで、透明性の高さを裏付けることができます。また、英語での成分表示や、製品の背景ストーリーをしっかりと語れる設計も重要です。「知らないから買わない」ではなく、「知ったから選ばれる」ブランドを目指しましょう。
② 動物実験フリー・ビーガン処方の検討
クルエルティフリー(動物実験を行っていない)かどうかは、オーストラリアの美容消費者にとって非常に重要な判断材料の一つです。単に“ナチュラル”な製品であっても、動物実験を行っていると知られた場合には、強い反発を招く可能性があります。PETAやLeaping Bunnyといった第三者機関の認証取得は、その姿勢を明確に示す手段として有効です。また、近年では動物性原料を一切使用しないヴィーガン処方も注目されており、特にZ世代におけるサブカルチャー的な広がりを見せています。すべての商品をヴィーガンにする必要はなくとも、該当ラインを用意するだけで新たな顧客層の獲得が可能です。
③ パッケージの環境対応と再利用性
製品そのものと同様に、パッケージのサステナビリティも重要視されています。プラスチック使用量を削減する努力や、再生素材(再生PETやバイオベースプラスチック)の採用、紙素材への切り替えなどは、明確な評価ポイントとなります。さらに、リフィル容器や詰め替え制度の導入も「無駄を出さない美しさ」として受け入れられます。単にエコな素材を使うだけではなく、ブランド全体の“環境負荷低減への意志”をどう伝えるかが鍵となるため、外装や同梱物、配送のあり方まで含めた総合的なアプローチが求められます。消費者は「共感できるブランドかどうか」を、見た目以上に“行動”から判断しているのです。
④ ブランドストーリーの再設計
成分や容器の透明性に加え、「ブランドはどんな思想で商品をつくっているか」がオーストラリア市場では問われます。たとえば、“日本の職人技と自然素材を活かし、肌にも環境にもやさしい製品を届けたい”というメッセージが明確であれば、強い共感を得られるでしょう。しかし、このストーリーは単なるキャッチコピーではなく、実際の行動や製品に裏打ちされている必要があります。地域との関係性、原材料の選定理由、製造に関わる人々への配慮など、ブランドとしての価値観を具体的に語ることが大切です。言葉より“背景”で語ること、それがクリーンビューティーで信頼されるブランドの条件です。
⑤ 小売先の選定と交渉準備
オーストラリアには、MeccaやDavid Jones、Nourished Lifeなど、クリーンビューティーに強い小売チェーンやセレクトショップが多く存在します。大手にいきなり挑むのではなく、小ロットからテスト販売が可能なローカルショップやECバイヤーとの交渉も選択肢に含めると良いでしょう。交渉時には、英語でのブランド紹介資料、全成分リスト、製品写真、認証取得状況の一覧などを事前に整備しておくことが必須です。また、豪州特有の販売規制や輸入通関条件にも配慮し、現地物流・在庫体制のパートナーシップ形成まで視野に入れる必要があります。
⑥ オンライン販路とローカル越境ECの活用
オーストラリアでは、Shopifyベースの自社ECやAmazon Australiaのほか、Nourished Life、Adore Beautyといったオーガニック系特化ECが人気を集めています。オンラインでの販売には、英語対応のランディングページ、商品レビューの設計、ローカル配送網の整備が重要です。また、Instagramショッピング機能やFacebook広告を活用したローカルターゲティングも有効です。特に、レビュー文化が根付いているオーストラリアでは、「購入者の声」が売上を大きく左右します。信頼あるメディアとの連携や、KOLとのPR企画を通じて、初期段階で好意的なレビューを得ることが軌道に乗る鍵となります。
⑦ ローカルKOLとの協業+レビュー獲得戦略
クリーンビューティー市場において、ローカルのインフルエンサーとの連携は欠かせません。特に、「ナチュラル志向」「動物愛護」「オーガニックライフ」を実践するライフスタイル系KOLとの協業は、ブランドメッセージとの親和性が高く、信頼ある形での訴求が可能です。コラボ企画は単発のPR投稿にとどめず、製品提供→レビュー→使用実感→フォロワーの共感拡散という流れを意識して構築しましょう。また、YouTubeやInstagramでのライブ使用配信やレビューイベントの開催も有効で、星付きレビューを獲得するまでの導線を明確に設計することが、販売初動を支える成功要因となります。
3.クリーンビューティー文脈で注意すべきNG例
Greenwashingへの懸念と回避策
オーストラリア市場における最大の落とし穴の一つが、消費者から“Greenwashing(見せかけの環境配慮)”と捉えられることです。たとえば「植物由来」「日本品質」といったフレーズを用いても、それを裏づける根拠が不十分であれば、かえって疑念を生み、ブランドの信用を損なうリスクがあります。特に環境配慮をうたうブランドであればあるほど、消費者は細部に目を光らせています。こうした懸念を回避するには、製品開発の背景やサステナビリティの取り組みを可視化し、曖昧な表現を避けることが重要です。また、第三者認証(エコサート、PETAなど)や環境データの公開を積極的に行うことで、信頼性と説得力を高めることができます。“良いことをしている”だけでなく、“良いことを説明できる”姿勢が問われる時代です。
文化的・倫理的価値観への無理解は命取り
クリーンビューティーは、単なる成分の問題だけではなく、広く倫理観や文化的価値観を含む考え方です。たとえば過度な肌露出を伴う広告ビジュアル、動物をモチーフにした商材デザイン、また環境負荷の高い大量生産を前提とした商品展開などは、オーストラリアの消費者から反感を買う可能性があります。特に環境や動物愛護、ジェンダー表現に敏感な層が多く、少しの認識ズレがSNSで炎上するリスクを含んでいます。こうしたリスクを回避するには、商品設計・広告表現・キャンペーン企画すべてにおいて、現地の倫理観や多様性への理解を反映させる必要があります。現地パートナーやバイヤー、KOLの意見を事前に取り入れ、“文化と共にブランドを育てる”という姿勢が求められるのです。
4.成功事例:オーストラリアで評価された日本ブランドの工夫
■ A社(自然派スキンケアブランド)
製品の原材料をすべて公開し、容器にQRコードで製造背景が見える設計に。ローカルのオーガニック系セレクトショップから口コミが広がり、月間販売数が初期の3倍に。
■ B社(ヘアケアブランド)
100%植物由来成分+パッケージのリサイクル対応を徹底。「使い切ったら詰め替え用が届くサブスクモデル」で話題に。サステナブル×利便性の両立が高評価。
■ C社(コスメティック)
動物実験フリー+無香料処方を軸に、動物愛護団体とのタイアップイベントを開催。Instagramでのライブ配信と連動し、エンゲージメント数が過去最高を記録。
5. 今後の展望と“オーストラリア発”ブランド戦略
オーストラリア市場で得られる「国際的な信頼資産」
オーストラリア市場は、グローバルなクリーンビューティー戦略を展開するうえで“信頼性の試金石”となる存在です。消費者の目が厳しく、環境倫理・成分透明性・パッケージの持続可能性など、あらゆる角度から審査される同市場で一定の評価を得られれば、その実績は他国市場でも高い説得力を持ちます。特に欧州や北米におけるエシカル志向の流れと親和性が高く、豪州で得たレビューやKOLの声は、国際的なマーケティングにも活用できます。また、英語圏である点もあり、商品設計・販促資材・PRの汎用性が高いのもメリットです。オーストラリアを「ローカル攻略の場」にとどめず、「ブランドの国際信頼資産化」の場として捉えることが、今後の戦略の鍵となるでしょう。
ESG・サーキュラーエコノミーとの連動戦略
サステナビリティが当たり前となった今、単なる「ナチュラル」や「オーガニック」だけでは差別化は困難です。今後の成長ブランドに求められるのは、ESG(環境・社会・ガバナンス)やサーキュラーエコノミーといった広義の持続可能性との接続です。例えば、廃棄される植物由来成分の再活用、地域コミュニティとのフェアトレード、生産工場におけるCO2排出管理、プラスチックレスな物流体制の構築など、製品開発の背後にある“意思”が評価される時代に突入しています。オーストラリアでは、こうした要素をマーケティングや商品説明に組み込むことが自然に求められるため、ESG視点でのブランド体制強化を進めることで、将来的な認知拡大にもつながります。
現地スタッフ・バイヤー・KOLと“共創する”マーケティング
現代のマーケティングは、一方的な発信ではなく、顧客や関係者との「共創」によって信頼を築く時代です。オーストラリア市場においても同様で、現地のKOL、バイヤー、店舗スタッフなどとの密な連携による共創型マーケティングが有効です。たとえば、KOLを交えた商品開発や、店頭スタッフとのワークショップ形式の販促企画など、現地の声を取り入れた取り組みは、ブランドへのロイヤリティを高めると同時に、文化的な誤解を未然に防ぐフィードバック機能も果たします。また、販売現場のスタッフを“ブランドの語り部”と位置づけ、しっかりと教育・連携を行うことで、商品に込めた想いや特徴を的確に伝えることができます。共感と信頼を起点とするこのプロセスこそが、クリーンビューティーブランドの長期的定着の鍵です。
6.まとめ:本物の「透明性」が、選ばれるブランドをつくる
クリーンビューティーの本質は、ただの“自然派”ではなく、「正直であること」。
オーストラリア市場では、見た目やコピー以上に“裏側の姿勢”が見られています。
素材、製法、働く人々、そして地球への配慮まで──それら全てを丁寧に伝えることが、ローカル消費者との深い信頼関係を築く鍵となるでしょう。
オーストラリア進出に関するご相談は、ぜひWMH(ワールド・モード・ホールディングス株式会社)までお気軽にお問い合わせください。
この記事が役に立つ!と思った方はシェア
海外進出相談数
27000
件突破!!
最適サポート企業を無料紹介
コンシェルジュに無料相談
この記事をご覧になった方は、こちらの記事も見ています
オススメの海外進出サポート企業
-
ワールド・モード・ホールディングス株式会社
【メディア掲載】日経MOOK「中堅・中小企業のASEAN進出 2025年版」に掲載されました
私たちワールド・モード・ホールディングスは、日本で唯一のファッション・ビューティー業界に特化したソリューション・グループです。
業界に精通したプロフェッショナルが集結し、従来の枠を超えたトータルサポートを実現。戦略企画、マーケティング、プロモーション、店舗運営、人材採用・育成など、多角的な視点から実践的なソリューションを提供しています。
近年では、カフェ・飲食、小売以外の業態や海外市場にも対応領域を拡大。エリア・業種を問わず、クライアントの課題に寄り添った柔軟な支援を行っています。
今後も、「顧客に寄り添い、目標を共有するパートナー」として、そして「ワンストップで価値を届けるプロフェッショナル集団」として、進化を続けてまいります。
<グループ会社>
株式会社iDA、株式会社AIAD、株式会社フォー・アンビション、株式会社BRUSH、VISUAL MERCHANDISING STUDIO株式会社、株式会社AIAD LAB、株式会社 双葉通信社、WORLD MODE ASIA PACIFIC -
YCP
グローバル21拠点✕800名体制で、現地に根付いたメンバーによる伴走型ハンズオン支援
<概要>
・アジアを中心とする世界21拠点、コンサルタント800名体制を有する、日系独立系では最大級のコンサルティングファーム(東証上場)
<サービス特長>
・現地に根付いたローカルメンバーと日本人メンバーが協働した伴走型ハンズオン支援、顧客ニーズに応じた柔軟な現地対応が可能
・マッキンゼー/ボストンコンサルティンググループ/ゴールドマンサックス/P&G/Google出身者が、グローバルノウハウを提供
・コンサルティング事業と併行して、当社グループで展開する自社事業群(パーソナルケア/飲食業/ヘルスケア/卸売/教育など)の海外展開実績に基づく、実践的なアドバイスを提供
<支援スコープ>
・調査/戦略から、現地パートナー発掘、現地拠点/オペレーション構築、M&A、海外営業/顧客獲得、現地事業マネジメントまで、一気通貫で支援
・グローバル企業から中堅/中小/スタートアップ企業まで、企業規模を問わずに多様な海外進出ニーズに応じたソリューションを提供
・B2B領域(商社/卸売/製造/自動車/物流/化学/建設/テクノロジー)、B2C領域(小売/パーソナルケア/ヘルスケア/食品/店舗サービス/エンターテイメントなど)で、3,000件以上の豊富なプロジェクト実績を有する
<主要サービスメニュー>
① 初期投資を抑えつつ、海外取引拡大を通した円安メリットの最大化を目的とする、デジタルマーケティングを活用した海外潜在顧客発掘、および、海外販路開拓支援
② 現地市場で不足する機能を補完し、海外事業の立ち上げ&立て直しを伴走型で支援するプロフェッショナル人材派遣
③ アジア圏での「デジタル」ビジネス事業機会の抽出&評価、戦略構築から事業立ち上げまでの海外事業デジタルトランスフォーメーションに係るトータルサポート
④ 市場環境変動に即した手触り感あるインサイトを抽出する海外市場調査&参入戦略構築
⑤ アジア特有の中小案件M&A案件発掘から交渉/実行/PMIまでをカバーする海外M&A一気通貫支援
⑥ 既存サプライチェーン体制の分析/評価/最適化、および、直接材&間接材の調達コスト削減 -
合同会社サウスポイント
アジアに近い沖縄から海外ビジネスをサポート
2017年7月日本・沖縄と海外の万国津梁の架け橋を目指して、企業の海外展開支援を目的として沖縄・那覇で設立。アジア・欧州を中心に沖縄県内・沖縄県外企業の海外進出・国際展開のサポートを実施しています。2022年7月には観光産業の伸びの著しい石垣市に八重山事務所を開設しております。
沖縄をハブに、台湾・中国・香港・ベトナム・タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・ドイツ・ブラジル各国にパートナーエージェントを配置し、アメリカ合衆国・インドは提携先を設けていますので、現地でも情報収集、視察等も直接支援可能、幅広く皆様の海外展開とインバウンド事業をサポートしております。 -
GLOBAL ANGLE Pte. Ltd.
70か国/90都市以上での現地に立脚したフィールド調査
GLOBAL ANGLEは海外進出・事業推進に必要な市場・産業調査サービス、デジタルマーケティングサービスを提供しています。70か国90都市以上にローカルリサーチャーを有し、現地の言語で、現地の人により、現地市場を調べることで生きた情報を抽出することを強みとしています。自社オンラインプラットホームで現地調査員管理・プロジェクト管理を行うことでスムーズなプロジェクト進行を実現しています。シンガポール本部プロジェクトマネージメントチームは海外事業コンサルタント/リサーチャーで形成されており、現地から取得した情報を分析・フォーマット化し、事業に活きる情報としてお届けしております。
実績:
東アジア(中国、韓国、台湾、香港等)
東南アジア(マレーシア、インドネシア、ベトナム、タイ等)
南アジア(インド、パキスタン、バングラディッシュ等)
北米(USA、メキシコ、カナダ)、南米(ブラジル、チリ等)
中東(トルコ、サウジアラビア等)
ヨーロッパ(イタリア、ドイツ、フランス、スペイン等)
アフリカ(南アフリカ、ケニア、エジプト、エチオピア、ナイジェリア等) -
合同会社JJ Market
中国・英語・ロシア語圏への海外展開を、戦略立案から販促・実行支援まで一気通貫でサポート
合同会社JJ Marketは、日本の緑茶やコスメを中心とした越境ECサイトを運営し、厳選された高品質な日本製品を世界中の消費者に届けています。
これまでの越境EC運営を通じて蓄積したノウハウを活かし、海外展開を目指す企業向けにコンサルティングサービスも提供。業種や規模、言語の壁にとらわれることなく、戦略立案から実行支援まで一貫してサポートしています。英語圏・中国語圏・ロシア語圏を中心に展開し、製品の輸出(アウトバウンド)だけでなく、訪日観光客へのアプローチ(インバウンド)にも対応しています。
私たちのビジョンは、「すべての企業が、国境を越えて活躍する未来へ」。
企業の強みを最大限に引き出し、世界市場での成長を共に実現していくことが私たちの使命です。
主要な取引先には、新宿のショーレストランやガールズバー、盛岡の伝統工芸メーカー、麻布の漢方薬局など、業種を問わず多様な企業が名を連ねています。
国内外の市場をつなぐ架け橋として、新たな価値の創出と持続的な成長を支援しています。