【2022年版】台湾で人気のSNSランキング | 台湾でのWEBマーケティング・プロモーションを解説

台湾で人気のSNSをランキング形式でご紹介します。さらに台湾独自のSNS事情およびネット環境について、さらには台湾でのネットビジネスを画策している日本企業が知っておくべき、台湾ユーザーを対象としたSNSマーケティングについても解説します。
近年、ソーシャルメディアの普及はめざましく、私たちの日常生活において欠かせないものとなりつつあります。同時に、企業のマーケティングにおいてもTwitterやInstagramなどのSNSを利用することが当たり前になりました。それは日本国内はもちろんのこと、台湾でのオンラインマーケティングについても同様です。
台湾での海外ビジネスを展開するならば、まずはSNSを上手に活用してみましょう。SNSをマーケティングに使うこと自体は日本と変わりありませんが、台湾では独自のソーシャルメディア事情も存在します。
本テキストでは、台湾で人気のSNSランキングを軸に、台湾SNSマーケティングを成功させるポイントについても解説していきます。
▼ 【2022年版】台湾で人気のSNSランキング | 台湾でのWEBマーケティング・プロモーションを解説
- 1. 台湾で人気のSNSランキングTOP5
- 2. 台湾独自のSNS環境&インターネット事情とは?
- 3. 台湾SNSマーケティングを成功させるポイントとは?
- 4. 台湾でのWEBマーケティング・プロモーションを成功させるために
▼ アナタの台湾ビジネスを成功させるために
1. 台湾で人気のSNSランキングTOP4
まず最初は台湾で人気があるSNSを5つピックアップしてランキング形式で解説していきます。
■1位:Facebook(フェイスブック)
マーク・ザッカーバーグと友人によって2004年にリリースされた実名登録SNSである「Facebook(フェイスブック)」。月間利用人数は世界で23億以上と世界最大規模を誇ります。実名登録を基本としているため、プライバシー機能がほかのSNSより充実しています。Facebookページと呼ばれるアカウントもあり、こちらは企業や著名人が作成し、情報発信や求人を行うための機能が豊富です。
台湾ではFacebookメッセンジャーも人気で、よく利用されています。2019年、台湾高速鉄道を運行する台湾高速鉄道公司が、Facebooメッセンジャーで切符を予約できるサービスを開始しました。公共交通機関がメッセンジャーアプリを利用したサービスを提供するのは、台湾でも初めてのこととされています。
■2位:Instagram(インスタグラム)
2010年にリリース。現在はFacebook社が提供している画像共有アプリケーション「Instagram(インスタグラム)」。Facebookと連携できるのが強みのひとつですが、インスタグラムの場合は実名登録のFacebookと異なり、匿名登録が可能です。月間利用人数は世界で10億人以上を誇ります。
世界的に普及しているSNSなので、世界各地のセレブや有名人のアカウントを見ることができるのが人気の一因。なお台湾のインターネットユーザーの35%がInstagramを利用しているという調査結果もあります。
■3位:LINE(ライン)
2011年にリリースされ、LINE株式会社が開発・提供するSNS。日本ではメッセンジャーアプリとしてすっかり一般的になったアプリですが、台湾の普及率も非常に高いものとなっています。
日本におけるLINEユーザーの人口比率は62.5%という報告がありますが、
台湾では、人口2,400万人の75%に当たる1,800万人がLINEを使用しているというデータが発表されています。またそのユーザーのうち94%は週に1時間以上LINEを使っているという報告もあるほどです。
■4位:You Tube(ユーチューブ)
Google LLCが提供する世界最大の動画共有サービス「YouTube(ユーチューブ)」は台湾でも大人気。検索サイトとしてYouTubeを利用する台湾人ユーザーも少なくないのだとか。テレビ代わりに見るユーザーもいるというのも日本と同様です。
ちなみに台湾人の1週間におけるYou Tubeの平均視聴時間は14.6時間という調査があり、日本人の平均約2.6時間と比較すると、多くのユーザーがYou Tubeを視聴していることがわかります。
また単にYou Tubeを視聴するのではなく、関心のあるブランドや製品に関する情報を収集するためのツールとして利用するユーザーも多いと言われています。
2. 台湾独自のSNS環境&インターネット事情とは?
このセクションからは台湾のSNSをめぐる背景について解説していきます。さっそく台湾ならではのインターネット環境から見ていきましょう。
台湾はテレビのチャンネル数が膨大でリーチが見込めない?
台湾ではテレビのチャンネル数が多く、100以上ものチャンネルが存在します。つまり台湾で放送されている各番組は視聴率を獲ることが非常にシビアとされています。仮に台湾のテレビ番組で自社の情報が取り上げられても、その媒体力はあまり期待できないでしょう。
むしろテレビよりもインターネットの方が多くのリーチを獲得しやすいため、インターネットのプロモーションが盛んです。検索エンジンはYahoo! 奇摩やGoogle台湾が人気です。
台湾のネットユーザーが利用するSNSは、Twitter以外ほぼ日本と変わりありません。ただし、日本よりも利用率が高く、そのためインフルエンサーの影響も非常に強いようです。
親日家が多く、日本への関心が高いため、日本企業が進出する際のハードルは他国に比べて低いとされています。
なぜか台湾人ユーザーに使用されていないTwitter
台湾では、中国で使えないLINEやFacebookなども問題なく使えます。
LINEについては、2014年にセキュリティーに対する懸念を理由に、台湾の総統府が総統府の業務関連コンピューターでの利用を禁止すると発表したことがありますが、一般的な利用を規制されている、ということはありません。
使うことができないわけではないのに、なぜかほとんど使われていないのがTwitterです。中国でよく使われているWeiboやWechatも、中国人の友人とやり取りするときに使う程度の利用率のようです。
3. 台湾SNSマーケティングを成功させるポイントとは?
台湾SNSマーケを成功させるポイントは3つ
台湾で人気のSNS、さらに台湾のSNSをめぐるインターネット環境についてご理解いただけたと思います。
最後のセクションでは、台湾のWEBマーケティング施策で有効とされる、台湾SNSを活用したオンラインマーケティングを成功させるためのポイントを3つに絞って解説します。
台湾でSNSを活用したマーケティングを成功させたいなら、まずは下記のポイントをおさえましょう。
② 台湾で人気のSNSで自社アカウントを運用する
③ 台湾人インフルエンサーを活用する
おさえておきたいポイントはこの3つです。以降では各ポイントについてそれぞれ解説していきます。
① 台湾ネットユーザーの特徴と嗜好を理解する
SNSの利用率や頻度が非常に高いのが台湾ネットユーザーの特徴です。
また、中国人ネットユーザーが口コミ情報を参考に商品を購入する傾向が高いのに対して、台湾人ネットユーザーは、口コミサイトよりもブログを信用する傾向があります。
さらに台湾でインフルエンサーと言えばブロガーのことを指すというくらいに、ブロガーは影響力のある存在なのです。
② 台湾で人気のSNSで自社アカウントを運用する
例えば、先述したように、台湾でほとんど使われていないTwitterを利用してマーケティングを行おうとしても、効果が出ないのは当然と言えるでしょう。
ちなみに、台湾のリサーチ会社「ACNielesn」によると、台湾人のFacebook利用率は97%。注目すべきは、台湾の18歳〜54歳のFacebook関連サービス(Facebook、Messenger、Instagram)も利用回数は18.5回というデータがあるほどです。
いずれにせよ、まずは台湾で人気のSNSで自社アカウントを開設し、運用を開始するのが得策と言えます。
② 台湾人インフルエンサーを活用する
インフルエンサーマーケティングは近年、日本でも一般的なものとなっていますが、ブロガーを重視する台湾人ネットユーザーにとってもインフルエンサーを利用したプロモーションは効果的です。
SNSの利用率が日本よりも高く、インフルエンサーの影響力も強い台湾ですから、インフルエンサーマーケティングはとても効果的だと考えられます。インフルエンサーマーケティングを行う際は、商材に合わせて春節などの台湾のイベント時期も意識して行うとより効果が高いでしょう。
4. 台湾でのWEBマーケティング・プロモーションを成功させるために
台湾ならではのSNSを活用したマーケティング・プロモーションを
台湾のネットユーザーが利用するSNSは日本のネットユーザーとほぼ変わりがありませんが、Twitterは使われていない、ブロガーの影響力が強いなど、台湾独特のネット文化があります。
デジタルマーケティングの流行は移り変わりが激しいため、数ヵ月前に効果があった手法でも、すぐに時代遅れになってしまうということも…。
海外のネット文化の最新情報についてはなかなか追うのも難しいので、現地の文化や流行に詳しい専門家に相談してみるのもよいでしょう。ぜひ、台湾へのSNSマーケティングを検討してみてください。
5. 優良な台湾進出サポート企業をご紹介
御社にピッタリの台湾進出サポート企業をご紹介します
今回は「台湾で人気のSNSランキング」を軸に、台湾独自のSNS事情およびネット環境、さらには台湾でのネットビジネスを画策している日本企業が知っておくべき、台湾ユーザーを対象としたSNSマーケティングについて解説しました。
「Digima〜出島〜」には、厳選な審査を通過した優良な海外進出サポート企業が多数登録しています。当然、複数の企業の比較検討も可能です。
「台湾ソーシャルメディアでの海外展開に必要な費用が知りたい」「台湾の検索エンジンのSEO対策やリスティング広告出稿をしたい」「台湾でインフルエンサーマーケティングを実施したい」…といった、多岐に渡る海外進出におけるご質問・ご相談を承っています。
ご連絡をいただければ、海外進出専門コンシェルジュが、御社にピッタリの海外進出サポート企業をご紹介いたします。まずはお気軽にご相談ください。
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ただ、海外市場開拓の可能性はあるものの、その実現に苦労している企業も少なくありません。
我々はその課題を
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(2)海外事業の運営ノウハウの不足
(3)海外企業とのネットワーク不足
と捉え、それぞれに本質的なソリューションを提供してまいります。
また、組織を構成する個人のグローバル化も支援し、より優れた人材、企業、そしてサービスや文化を世界中に発信してまいります。
そうして、活発で明るい社会づくりに貢献することで、日本はもちろん、世界から広く必要とされる企業を目指します。
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ユビーク株式会社
ユビークは、鎌倉と東京を拠点に、海外市場への進出支援と、そのための包括的なコミュニケーションを企画・実行する専門性を兼ね備えた、ユニークな経営コンサルタント・広告代理店です。ユビークは、ブランドが世界に向けて伝えたい内容を正確に、かつ各マーケットの文化に合わせて伝えることで、その成長に寄与します。
ユビーク株式会社とは
1997年、マイケル・フーバーがMDH Consultants KKを設立。日本企業や日本市場へ参入しようとする外国企業にコンサルティングサービスを提供していました。2015年に社名をユビーク株式会社に変更し、創業時から「企業開発のコンサルティング」と「マーケティング支援サービス」を着実に実践し、サービスを提供してきました。また、国内外の経験豊富な専門家と連携して「ブティック」を設立し、彼らの知見や能力を活かして、サービスの拡大を続けています。ユビークの中核は、品質とお客様への情熱、そしてプロフェッショナルなサポートです。
コミュニケーションと新技術
ユビークのコアチームは、日本およびグローバルでコミュニケーションのためのコンテンツを数十年にわたって企画・制作してきた経験を有しています。企業開発のコンサルティングから、翻訳、コピーライティング、ネーミング、ライティングなど幅広いサービスを提供し、それぞれが重要な役割を果たしています。また、出版物やビデオ、雑誌、書籍、広告の制作といった多面的なプロジェクトに領域を拡げ、さらには世界に展開するウェブサイト、SNS、ポータル、コンテンツマネジメントシステムを構築するデジタル領域へと進化してきました。
大手グローバル企業の社内や、広告・マーケティング会社のサプライヤーとして多様な仕事に携わってきたユビークは、コミュニケーションについて確固たる基盤を有しています。クライアント内外の視点からコミュニケーション・プロジェクトに必要な要素に精通しているため、企業と代理店のどちらのパートナーとしても優位性を持っています。
ユビークの専門的なスキルは進化し続けており、エンターテインメント製品や体験、マーケティングプログラム、市場調査、製品開発やテストにおいて大きな可能性を秘めたバーチャルリアリティ(VR)などの新たな技術にも焦点を当てています。テクノロジーやシステムが急速に進化している中、日本国内だけでなくグローバルに、企業のニーズに沿ったモバイルソリューションやソフトウェア開発をブランドに対して提供していきます。その一方で、「コンテンツ・イズ・キング」であり、最高品質のコンテンツが必須であるという事実を見失うことはありません。
マーケティング・インテリジェンス・サービス
最も成功しているマーケターは、消費者が何を求めているのかをより深く理解するために、トレンドやテクノロジーを常に把握しています。リサーチや情報分析はBtoCのマーケティングに活用されてきましたが、BtoBにおいても重要です。ユビークは、双方の分野でトップレベルの研究・分析を行うだけでなく、VRのような新しい技術を製品開発やマーケティングキャンペーンのテスト段階の時間短縮・コスト低減に活用している企業との提携を進めています。
これからのユビーク
ユビークは今後もグローバル企業に直接サービスを提供するとともに、広告代理店と連携したプロジェクトを遂行していきます。この2つの顧客基盤を拡大しながら、リソースやサプライヤーのネットワークを構築することで、個々のプロジェクト課題に最適な人材のマッチングを図ります。同時に、VRをはじめとする新しいビジネスチャンスに挑戦。中長期的には、企業や代理店に最高品質の成果を提供するために、ニッチを開拓します。また、日本のみならず海外のグローバル企業とのコンサルティング関係を構築し、新しい技術を積極的に導入することにより、バーチャル化が進む世界でコミュニケーションを強化していきます。
ユビークはデジタル時代にふさわしいプロセスと統合的なアプローチによって課題を解決する、信頼のおけるパートナーになりたいと考えています。重要なのは、未来に向けた理想のロードマップを戦略的に構築することです。日本から世界へ、世界から日本へ。時と場所を超えたコミュニケーションで人とブランドをつなぎ、ブランドにクリエイティブな力を吹き込む。それがユビークです。
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代表取締役
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