台湾物流の基礎知識 | 最新物流事情・自由貿易区(FTZ)・国際物流戦略「MMC」

「台湾物流の基礎知識」として、台湾物流の歴史と日系物流企業の関係、主要5都市から見る台湾物流事情、台湾における自由貿易区(FTZ)について、台湾の国際物流戦略「MMC」について解説します。
台湾島には中央山脈が南北に連なっていて、その西側を中心に商業や工業都市としての国内物流が発展してきました。現在の台湾物流は、すでに日本同様に3PL(=Third(3rd) Party Logistics) と呼ばれる段階に入っており、現在の台湾物流の発展の一翼を担ってきたのが、日系の大手宅配企業と言える背景もあります。
また台湾には、基隆港、台北港、蘇澳港、台中港、高雄港、安平港の6つの自由貿易港区(FTZ= Free Trade Zone)が存在しており、台湾の国際物流戦略のひとつであるMCCと併せて、新たなグローバルな物流モデルの確立にも着手しています。
▼台湾物流の基礎知識 | 最新物流事情・自由貿易区(FTZ)・国際物流戦略「MMC」
▼台湾での海外ビジネスを成功させるために
1. 台湾物流の歴史と日系物流企業の関係
台湾物流は島の西側を中心に発展
台湾の面積は約36,000kmとなっており日本の九州と同じくらいの大きさです。台湾島を中心に、澎湖諸島、蘭嶼周辺諸島、金馬地区、東沙諸島、南沙諸島などから構成されています。
台湾島には中央山脈が南北に連なっており、これらの山脈は台湾島の面積の約55%を占めています。台湾の全人口の70%は北部に集中しており、さらに島の南北に連なる中央山脈を境に、その西側は商業や工業都市として物流が発展しています。
西側の都市としては、台北・新竹・台中・台南・高雄といった大きな都市が発展しており、東側には大都市は少なく、豊かな自然を持つ農村や漁村、あるいは景勝地が多いのが特徴です。
台湾物流の発展の一翼を担ってきた日系物流企業
前項で述べた台湾の地形は、国内の物流インフラと相互に関係しており、先述のように台湾の物流は島の西側を中心に発展してきた歴史があります。
台湾における物流の発展は1990年以降とされており、90年以前における台湾の物流とは、工場内にある倉庫や、在庫用および取り次ぎ用の倉庫主がおもなものとされており、現在の物流の定義に含まれる、在庫の管理も含めた物流ではありませんでした。
それら在庫の管理を担っていたのは、企業内の物流部門のような、いわゆる伝統的倉庫業や運輸業者であったとされています。
しかし、現在の台湾物流は、すでに日本同様に3PL(=Third(3rd) Party Logistics) と呼ばれる段階に入っています。
3PLとは、荷主と運送業者以外のノウハウを持った第三者(日本では運送業者と同一のケースもある)が、荷主の立場にたって、ロジスティクスの企画・設計・運営を行う事業のことで、ロジスティックスやサプライ・チェーン・マネジメントといったものにも対応できることが求められます。
そうした台湾物流の発展の一翼を担ってきたのが、日系の大手宅配企業と言えるでしょう。
2000年代初頭、「ヤマト運輸」「佐川急便」「日本通運」といった、日本の大手宅配業者の技術指導を受けた台湾の現地企業が小口貨物の取扱量を増加させたことが話題となりました。
具体的には、佐川急便が台湾企業である「新竹貨運」を、ヤマト運輸が同じく現地企業である「統一速達」を、日本通運が台湾現地の「台湾宅配通」に対して、それぞれ自社のブランドも含めた技術供与を全面的に実施したのです。
このように台湾政府が国内物流企業への出資を外資に解禁したことが、台湾物流の発展がうながされた一因あることは心に留めておくとよいでしょう。
2. 主要5都市から見る台湾の物流事情
台湾物流を有機的につなげていく主要5都市
ここからは台湾の物流事情について、同国の物流に深い関連がある主要都市を巡る状況から見ていきましょう。
そもそも台湾物流に深い関連がある主要都市は5つ。具体的には、台北(タイペイ / たいほく)市、基隆(ジーロン / きいるん)市、高雄(カオション / たかお)市、桃園(タオユエン / とうえん)市、新竹(シンジュー / しんちく)市となります。
それらの主要都市がそれぞれをつなげる有機的な物流ネットワークが形成されているのです。下記からは各都市の物流の特徴について見てきましょう。
台北の物流事情
台北は、台湾北部にある直轄市で首都でもあります。台湾経済の中心地であり、国内企業の本社も数多く台北に存在しており、物流の面から見ても重要な地域となります。
基隆の物流事情
基隆は、後述する高雄港に続く、台湾で二番目の貨物取扱量を誇る基隆港があり、台湾国内はもちろん同国の国際物流および貿易の重要拠点です。ここのコンテナヤードに、たくさんの輸出および輸入貨物が集結しています。
高雄の物流事情
高雄は、台湾の最南端に位置する、先述したように台湾を代表する貿易港を要する、台北に続く同国の経済文化の拠点とされています。
高雄港は、100万TEU(=Twenty foot Equivalent Units / 20フィートで換算したコンテナ個数を表す単位)のコンテナ取扱量を誇る世界14位の大型港として知られています。また港湾のみならず、最北の基隆と最南の高雄は一本の高速道路で結ばれています。
桃園の物流事情
桃園は、台湾の西北部にあり、国際空港である台湾桃園国際空港も存在することから、近隣の台北港とともにアジアの空便・船便など運輸交通の中心地として成り立っています。さらに台湾のトップ500の製造業のうち200以上の工場が立地する工業地帯も擁しています。
国際空港と工業地帯があることから、国内外のあらゆる倉庫および物流センターが集中しており、航空フォワーダーの起点として、様々な海外からの貨物を一時保管する保税倉庫や国内向けの流通が多層化が存在しています。
新竹の物流事情
新竹は、台湾のシリコンバレーと呼ばれており、IT関連の企業および工場が集結している地域で、台北をはじめとする各都市からのトラック輸送が盛んに行われています。
そもそも台湾は世界の半導体市場でもトップの生産量を誇っており、導体製造専門のファウンドリ(受託生産会社)で世界を制覇した台湾TSMCも新竹市に本社があります。
3. 台湾における自由貿易区(FTZ)について
自由貿易区(FTZ)を活用した新たな台湾物流モデルの構築
台湾には、基隆港、台北港、蘇澳港、台中港、高雄港、安平港の6つの自由貿易港区(FTZ= Free Trade Zone)が存在します。
自由貿易港区(FTZ= Free Trade Zone)とは、非課税の状態での貨物の取り扱いが可能な特別エリアを指します。
台湾には保税倉庫や国際物流中心(ILC=International Logistics Center)と呼ばれる保税状態での在庫が可能な施設がありますが、 自由貿易港区(FTZ)の特徴は、保税状態での「加工」が認められる点にあります。さらにFTZ 域内での「加工」に加えて、「委託加工」と呼ばれる域外に貨物を運び出しての加工も認められています。これらのことから、自由貿易港区(FTZ)が、台湾の産業集積を活用する「物流+加工」を行なう拠点となり得ると言えます。
台湾の自由貿易港区(FTZ)の具体的な活用事例としては、アジア・中東向けの完成車の組み立てや再輸出に活用されていたり、東南アジア向けの飲料を台湾でボトリングして再輸出するといった事例があります。この自由貿易港区(FTZ)を活用することで、台湾を起点とした新たなグローバルな物流モデルが確立できるのです。
4. 台湾の国際物流戦略MMCについて
台湾を東アジアの物流ハブ拠点へ
国内市場が大きくない台湾は、これまで輸出国として経済成長を果たしてきました。よって、国際物流を強化することは、同国の物流において非常に重要なポイントとされています。
本テキストの最後は、台湾の国際物流戦略のひとつであるMCCについて解説します。
MCC(= Multi Country Consolidation / マルチ カントリー コンソリデーション)とは、台湾周辺国からの調達貨物を自国に集約し、コンテナ単位に集約してから輸送するサービスです。
つまり、台湾を東アジアの物流ハブの拠点として強化する戦略であり、中国や香港からのアメリカへの輸出における物流コストを削減するための中継地点として自国の物流インフラを強化するという国家戦略とされています。
具体的には、先述の高雄港や桃園国際空港を、それぞれ国際海運および国際航空貨物のハブ拠点として、物流インフラを効率的に活用および発展させていくこととされています。
5. 優良な台湾進出サポート企業をご紹介
御社にピッタリの台湾進出サポート企業をご紹介します
今回は「台湾物流の基礎知識」として、台湾物流の歴史と日系物流企業の関係、主要5都市から見る台湾物流事情、台湾における自由貿易区(FTZ)について、台湾の国際物流戦略「MMC」について解説しました。
「Digima〜出島〜」には、「台湾での物流」を実施する際の支援はもちろん、厳選な審査を通過した、様々な支援を行う優良な進出サポート企業が多数登録しています。
「現地物流に必要な費用が知りたい」「海外販売において営業代行してくれる会社を探している」「自社商材を海外に販売していきたい」…といった、多岐に渡る海外進出におけるご質問・ご相談を承っています。
ご連絡をいただければ、海外進出専門コンシェルジュが、御社にピッタリの台湾進出サポート企業をご紹介いたします。まずはお気軽にご相談ください。
(当コンテンツの情報について)
当コンテンツを掲載するにあたって、その情報および内容には細心の注意を払っておりますが、掲載情報の安全性、合法性、正確性、最新性などについて保証するものではないことをご了承ください。本コンテンツの御利用により、万一ご利用者様および第三者にトラブルや損失・損害が発生したとしても、当社は一切責任を負わないものとさせていただきます。
海外ビジネスに関する情報につきましては、当サイトに掲載の海外進出支援の専門家の方々に直接お問い合わせ頂ければ幸いです。
この記事が役に立つ!と思った方はシェア
海外進出相談数
27000
件突破!!
最適サポート企業を無料紹介
コンシェルジュに無料相談
この記事をご覧になった方は、こちらの記事も見ています
オススメの海外進出サポート企業
-
株式会社ダズ・インターナショナル
東南アジア・東アジア・欧米進出の伴走サポートが強み
私たちは東南アジア・東アジア・欧米進出の伴走サポートを強みとしております。
対応する主要各国にメンバーを配置し、海外進出後も支援できる体制を整えています。
事業開始から20年弱、850社を超える成功も失敗も含めた実績・ノウハウから積極的に支援します。
昨今の国際情勢を見てみると良くも悪くも変動性が高く、かつウェブ・SNS等の膨大な情報が仇となり、
リアルタイムかつ最適な情報を獲得することが難しい時代です。
私たちはこの状況に対応すべく、現地のリアルを理解し、支援できる体制づくりにこの数年力を入れています。
特に強化しているエリアは現在日本企業の進出が増加傾向にあるASEAN各国です。
2025年、カンボジア・プノンペンにも新しい拠点を追加しております。
どの国が最適か?から始まる、海外進出のゼロ→イチを伴走する支援をさせていただきます。
------------------------------------
■サポート対象国(グループ別)
海外進出支援や活用・生活を支援する対象とする国は以下の通りです。
※サポート内容により、対応の可否や得意・不得意な分野はあります。
↳欧米(アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ)
↳アジア①(タイ・カンボジア・ベトナム・マレーシア・インドネシア・フィリピン・ラオス)
↳アジア②(日本・香港・シンガポール・台湾・韓国)
↳アジア③(ドバイ・サウジアラビア・インドバングラデシュ・モンゴル・ミャンマー)
------------------------------------
■海外進出(前)支援
日本企業の海外ビジネスのゼロイチを共に考え、目標達成のために共に動くチーム
対象法人:これから海外進出を開始する企業 / 海外事業担当者不在、 もしくは海外事業担当者が不足している企業
契約形態:①伴走支援(月額 10万円〜)②スポット支援(施策により変動)
『ポイント』
✔︎ゼロ地点(「海外で何かやりたい」のアイデア段階)から伴走サポート
✔︎BtoB・BtoC・店舗開業など幅広い進出支援に対応
✔︎現地で対応する駐在スタッフを各国に配置
✔︎現地で専門分野に特化したパートナー企業・個人と提携
『対応施策』
⚫︎海外進出の準備・設計・手続き/申請サポート
↳各種市場調査・事業計画設計(稟議書策定) /会社設立/FDA等申請等
⚫︎BtoC販売促進サポート
↳マーケティング企画設計/分析/SNS運用/ECモール出品〜運用
↳プロモーション(広告運用/インフルエンサー施策含む)/各種制作
⚫︎BtoB販路開拓サポート
↳現地パートナー起業候補の探索〜交渉〜契約/展示会サポート
↳セールスマーケティングキット制作
⚫︎飲食店開業サポート(ほか店舗開業サポート含む)
↳エリアマーケティング〜テナント居抜き探索
↳現地人材候補の探索〜交渉〜契約/現地店舗運営代行
------------------------------------
■海外進出(後)支援
現地日系企業の現地での集客課題を共に考え、目標達成のために共に動くチーム
対象法人:すでに海外へ進出済みの企業 / マーケティング関連業務の担当者不在、もしくは不足している企業
契約形態:①伴走支援(月額 500ドル〜)②スポット支援(施策により変動)
『ポイント』
✔︎丸投げ(担当者もいない・知識もない)ウェルカムの代行サポート
✔︎BtoB・BtoC・店舗運営など幅広い集客支援に対応
✔︎現地で対応する駐在スタッフを各国に配置
✔︎現地で専門分野に特化したパートナー企業・個人と提携
『対応施策』
⚫︎マーケティング関連施策サポート
↳各種マーケティングリサーチ
↳デジタルマーケティング全般の企画設計/分析/PDCA改善
⚫︎セールス支援サポート
↳インサイドセールス全般(営業代行/メルマガ配信)
⚫︎各種プロモーションサポート
↳MEO/SEO/リスティング広告/インフルエンサーマーケティング
↳EC運用/SNS運用
⚫︎各種制作サポート
↳サイト/LP/ECサイト/オウンドメディア/コンテンツ(記事・動画)
------------------------------------ -
合同会社サウスポイント
アジアに近い沖縄から海外ビジネスをサポート
2017年7月日本・沖縄と海外の万国津梁の架け橋を目指して、企業の海外展開支援を目的として沖縄・那覇で設立。アジア・欧州を中心に沖縄県内・沖縄県外企業の海外進出・国際展開のサポートを実施しています。2022年7月には観光産業の伸びの著しい石垣市に八重山事務所を開設しております。
沖縄をハブに、台湾・中国・香港・ベトナム・タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・ドイツ・ブラジル各国にパートナーエージェントを配置し、アメリカ合衆国・インドは提携先を設けていますので、現地でも情報収集、視察等も直接支援可能、幅広く皆様の海外展開とインバウンド事業をサポートしております。 -
トレーディネート株式会社
台湾への貿易ならお任せください
【貿易の壁を越え、アジアビジネスをつなぐプロフェッショナル】
トレーディネート株式会社は「貿易を通じて人と人をつなげる」という理念のもと、
海外展開を目指す企業と海外市場を結ぶ架け橋として2015年に創業しました。
台湾・タイを中心としたアジア市場に特化し、
物流と営業代行を融合させた独自のサービスで、
これまで多くの企業の海外進出を成功に導いてきました。
■ グローバルサポートの強み
【圧倒的な台湾ネットワーク】
創業以来、台湾に毎月渡航し構築してきた強固なパートナーシップにより、
他社では提供できない販路開拓ルートを確保。食品、酒、米、庭木、観賞魚などの特殊分野でも確かな実績を持ち、
あらゆる商材の輸出入をサポートします。
【貿易業界の"異端児"としての挑戦】
常識にとらわれない発想で、通常の貿易会社では対応困難な案件にも果敢に挑戦。
生き物・植物の輸出入や、特殊貨物の取扱いなど、
専門性の高いサービスを提供しています。
【両方向のビジネス支援】
日本から海外への展開支援だけでなく、海外企業の日本進出もサポート。
輸入→保管→ピッキング→発送までのワンストップ物流体制により
、EC販売やオムニチャネル展開もスムーズに実現します。
■ サービス展開
海外(台湾・タイ・シンガポール他)での営業代行
グローバル輸出入サポート(コンテナ手配、通関手続き等)
現地マーケットリサーチ・プロモーション支援
特殊貨物(食品、植物、生物等)の輸出入対応
展示会・商談会の出展代行・同行サポート
EC向け国際物流管理(保管・ピッキング・発送)
「貿易をしたくてもできない」という壁を取り除き、
中小企業でも海外市場で成功できるよう、専門知識と情熱をもってサポートします。
特に台湾市場では、日本製品への高い信頼と円安傾向が追い風となり、
ビジネスチャンスが広がっています。
挑戦を迷っている方、まずはお気軽にご相談ください。
貴社の製品・サービスの強みを活かした、オーダーメイドの海外展開戦略をご提案いたします。
-
プルーヴ株式会社
貴社の海外事業進出・展開をサポートさせていただきます
プルーヴは世界市場進出における事業戦略の策定と実行のサポートを行っている企業です。
「グローバルを身近に」をミッションとし、「現地事情」に精通したコンサルタントと「現地パートナー」との密な連携による「現地のリアルな情報」を基にクライアント企業様の世界市場への挑戦を成功へと導きます。 -
COUXU株式会社
御社の海外進出を徹底サポート!
COUXU株式会社は海外企業のために日本からの商品調達の支援を行っております。
現在、29ヶ国2,500社程の海外顧客を保有しており、
彼らから月100〜200件の調達依頼を受けております。
その海外バイヤー企業と日本のサプライヤー企業をマッチングするプラットフォーム
「セカイコネクト」を運営しています。
「セカイコネクト」は会員登録を行う事で、海外企業のほしい日本商品情報を受取る事ができます。
また、その欲しがっている企業に直接提案できるサービスです。
他にも海外ビジネスを自走して行うための教育プログラムや海外事業部を代行する取り組み、現地アーティストとの取り組み等を行っております。
コンシェルジュに無料相談する
入力1
入力2
確認
送信
オススメの海外進出サポート企業
-
株式会社ダズ・インターナショナル
東南アジア・東アジア・欧米進出の伴走サポートが強み
私たちは東南アジア・東アジア・欧米進出の伴走サポートを強みとしております。
対応する主要各国にメンバーを配置し、海外進出後も支援できる体制を整えています。
事業開始から20年弱、850社を超える成功も失敗も含めた実績・ノウハウから積極的に支援します。
昨今の国際情勢を見てみると良くも悪くも変動性が高く、かつウェブ・SNS等の膨大な情報が仇となり、
リアルタイムかつ最適な情報を獲得することが難しい時代です。
私たちはこの状況に対応すべく、現地のリアルを理解し、支援できる体制づくりにこの数年力を入れています。
特に強化しているエリアは現在日本企業の進出が増加傾向にあるASEAN各国です。
2025年、カンボジア・プノンペンにも新しい拠点を追加しております。
どの国が最適か?から始まる、海外進出のゼロ→イチを伴走する支援をさせていただきます。
------------------------------------
■サポート対象国(グループ別)
海外進出支援や活用・生活を支援する対象とする国は以下の通りです。
※サポート内容により、対応の可否や得意・不得意な分野はあります。
↳欧米(アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ)
↳アジア①(タイ・カンボジア・ベトナム・マレーシア・インドネシア・フィリピン・ラオス)
↳アジア②(日本・香港・シンガポール・台湾・韓国)
↳アジア③(ドバイ・サウジアラビア・インドバングラデシュ・モンゴル・ミャンマー)
------------------------------------
■海外進出(前)支援
日本企業の海外ビジネスのゼロイチを共に考え、目標達成のために共に動くチーム
対象法人:これから海外進出を開始する企業 / 海外事業担当者不在、 もしくは海外事業担当者が不足している企業
契約形態:①伴走支援(月額 10万円〜)②スポット支援(施策により変動)
『ポイント』
✔︎ゼロ地点(「海外で何かやりたい」のアイデア段階)から伴走サポート
✔︎BtoB・BtoC・店舗開業など幅広い進出支援に対応
✔︎現地で対応する駐在スタッフを各国に配置
✔︎現地で専門分野に特化したパートナー企業・個人と提携
『対応施策』
⚫︎海外進出の準備・設計・手続き/申請サポート
↳各種市場調査・事業計画設計(稟議書策定) /会社設立/FDA等申請等
⚫︎BtoC販売促進サポート
↳マーケティング企画設計/分析/SNS運用/ECモール出品〜運用
↳プロモーション(広告運用/インフルエンサー施策含む)/各種制作
⚫︎BtoB販路開拓サポート
↳現地パートナー起業候補の探索〜交渉〜契約/展示会サポート
↳セールスマーケティングキット制作
⚫︎飲食店開業サポート(ほか店舗開業サポート含む)
↳エリアマーケティング〜テナント居抜き探索
↳現地人材候補の探索〜交渉〜契約/現地店舗運営代行
------------------------------------
■海外進出(後)支援
現地日系企業の現地での集客課題を共に考え、目標達成のために共に動くチーム
対象法人:すでに海外へ進出済みの企業 / マーケティング関連業務の担当者不在、もしくは不足している企業
契約形態:①伴走支援(月額 500ドル〜)②スポット支援(施策により変動)
『ポイント』
✔︎丸投げ(担当者もいない・知識もない)ウェルカムの代行サポート
✔︎BtoB・BtoC・店舗運営など幅広い集客支援に対応
✔︎現地で対応する駐在スタッフを各国に配置
✔︎現地で専門分野に特化したパートナー企業・個人と提携
『対応施策』
⚫︎マーケティング関連施策サポート
↳各種マーケティングリサーチ
↳デジタルマーケティング全般の企画設計/分析/PDCA改善
⚫︎セールス支援サポート
↳インサイドセールス全般(営業代行/メルマガ配信)
⚫︎各種プロモーションサポート
↳MEO/SEO/リスティング広告/インフルエンサーマーケティング
↳EC運用/SNS運用
⚫︎各種制作サポート
↳サイト/LP/ECサイト/オウンドメディア/コンテンツ(記事・動画)
------------------------------------ -
合同会社サウスポイント
アジアに近い沖縄から海外ビジネスをサポート
2017年7月日本・沖縄と海外の万国津梁の架け橋を目指して、企業の海外展開支援を目的として沖縄・那覇で設立。アジア・欧州を中心に沖縄県内・沖縄県外企業の海外進出・国際展開のサポートを実施しています。2022年7月には観光産業の伸びの著しい石垣市に八重山事務所を開設しております。
沖縄をハブに、台湾・中国・香港・ベトナム・タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・ドイツ・ブラジル各国にパートナーエージェントを配置し、アメリカ合衆国・インドは提携先を設けていますので、現地でも情報収集、視察等も直接支援可能、幅広く皆様の海外展開とインバウンド事業をサポートしております。 -
トレーディネート株式会社
台湾への貿易ならお任せください
【貿易の壁を越え、アジアビジネスをつなぐプロフェッショナル】
トレーディネート株式会社は「貿易を通じて人と人をつなげる」という理念のもと、
海外展開を目指す企業と海外市場を結ぶ架け橋として2015年に創業しました。
台湾・タイを中心としたアジア市場に特化し、
物流と営業代行を融合させた独自のサービスで、
これまで多くの企業の海外進出を成功に導いてきました。
■ グローバルサポートの強み
【圧倒的な台湾ネットワーク】
創業以来、台湾に毎月渡航し構築してきた強固なパートナーシップにより、
他社では提供できない販路開拓ルートを確保。食品、酒、米、庭木、観賞魚などの特殊分野でも確かな実績を持ち、
あらゆる商材の輸出入をサポートします。
【貿易業界の"異端児"としての挑戦】
常識にとらわれない発想で、通常の貿易会社では対応困難な案件にも果敢に挑戦。
生き物・植物の輸出入や、特殊貨物の取扱いなど、
専門性の高いサービスを提供しています。
【両方向のビジネス支援】
日本から海外への展開支援だけでなく、海外企業の日本進出もサポート。
輸入→保管→ピッキング→発送までのワンストップ物流体制により
、EC販売やオムニチャネル展開もスムーズに実現します。
■ サービス展開
海外(台湾・タイ・シンガポール他)での営業代行
グローバル輸出入サポート(コンテナ手配、通関手続き等)
現地マーケットリサーチ・プロモーション支援
特殊貨物(食品、植物、生物等)の輸出入対応
展示会・商談会の出展代行・同行サポート
EC向け国際物流管理(保管・ピッキング・発送)
「貿易をしたくてもできない」という壁を取り除き、
中小企業でも海外市場で成功できるよう、専門知識と情熱をもってサポートします。
特に台湾市場では、日本製品への高い信頼と円安傾向が追い風となり、
ビジネスチャンスが広がっています。
挑戦を迷っている方、まずはお気軽にご相談ください。
貴社の製品・サービスの強みを活かした、オーダーメイドの海外展開戦略をご提案いたします。
-
プルーヴ株式会社
貴社の海外事業進出・展開をサポートさせていただきます
プルーヴは世界市場進出における事業戦略の策定と実行のサポートを行っている企業です。
「グローバルを身近に」をミッションとし、「現地事情」に精通したコンサルタントと「現地パートナー」との密な連携による「現地のリアルな情報」を基にクライアント企業様の世界市場への挑戦を成功へと導きます。 -
COUXU株式会社
御社の海外進出を徹底サポート!
COUXU株式会社は海外企業のために日本からの商品調達の支援を行っております。
現在、29ヶ国2,500社程の海外顧客を保有しており、
彼らから月100〜200件の調達依頼を受けております。
その海外バイヤー企業と日本のサプライヤー企業をマッチングするプラットフォーム
「セカイコネクト」を運営しています。
「セカイコネクト」は会員登録を行う事で、海外企業のほしい日本商品情報を受取る事ができます。
また、その欲しがっている企業に直接提案できるサービスです。
他にも海外ビジネスを自走して行うための教育プログラムや海外事業部を代行する取り組み、現地アーティストとの取り組み等を行っております。
もっと企業を見る