「世界1位のSNS大国フィリピン」で日本のコンテンツをバズらせる6つの方法

300年にわたりスペインに統治され、母国語も取り上げられたフィリピン。そんなスペイン統治時代に、武力ではなく知識と労働で国を変えようとしたフィリピンの英雄「ホセ・リサール」をご存じでしょうか?
さる6月、その生誕記念日に合わせてローンチされた、マンガ版『ホセ・リサール』のWEB無料配信が、フィリピン国内はもちろん、ここ日本のコミックファンの間でも大きな話題となりました。
実はこのプロジェクトは、フィリピンに縁のある2社の日系企業のコラボレーションによって実現したのです!
今回は、フィリピンにおける日本コンテンツプロモーションの成功例および、世界No.1とされる国内のSNS普及の実態、さらには「フィリピンで日本のコンテンツをバズらせる6つのポイント」について解説します。
目次
1. 主人公「ホセ・リサール」の生誕記念日に合わせてWEB無料配信を開始
アクセス集中でサーバーがパンク状態に!?
さる6月19日、フィリピン独立の英雄『ホセ・リサール』の生誕記念日に合わせて、マンガ版『ホセ・リサール』のウェブ無料配信が開始されました。
(マンガWEBサイト:日本語版: https://www.sukima.me/book/title/joserizal/ 英語版:https://www.manga.club/jose/)
【©RYO KONNO, MATSUI Takahiro/ TORICO, CCC】
フィリピン国内では公開直前にSNSや各種メディアを通してプロモーションが行われ、マンガに関するSNS投稿は約27,000人がシェア、投稿は300万人ほどの人にリーチしました。
また新聞社やWEBメディアからの取材も多数行われ、CNNニュースにも取り上げられるほどに。さらにテレビでも全ての国内キー局のニュースで大々的に報道され、その結果、マンガの配信サイトには公開初日からフィリピンからのアクセスが集中。サーバーを大幅に増設して対応するほどの状態となったのでした。
実はこの企画は、日本で漫画コンテンツのデジタル配信を行う「株式会社TORICO」と、本稿をライティングしている私の所属する「CCC(Creative
Connections &Commons)」の共同企画プロジェクトでした。
※参照:DIGIMA NEWS『フィリピンの英雄「ホセ・リサール」、日本の漫画で現世に復活!』
手前味噌ではありますが、本コラムでは今回のプロモーションの成功ポイントを始めとして、フィリピンにおけるSNSの利用や、日本のコンテンツをバズらせるポイントについて解説いたします。
2. フィリピンにもっと日本のマンガ文化を発信したい
フィリピンでブレイクした日本のV系バンド「宇宙戦隊NOIZ」とは?
弊社「CCC」では、元々マンガを始めとする多くのメディアの翻訳事業を行っています。今回、マンガ『ホセ・リサール』を共同企画させていただいた株式会社TORICO様ともマンガ翻訳でパートナーシップを深めてきました。
そんな中、昨年先方から「フィリピンにもっと日本のマンガ文化を発信したい」という話がありました。マンガは言わずもがな、日本を代表するポップカルチャーです。弊社には以前、日本のポップカルチャーをフィリピンに紹介してプロモーションに成功した経験があったため、まずはその話を共有することにしました。
その経験というのは、2012年~15年にかけてフィリピンで一気に知名度があがった日本のインディーズ系ビジュアルバンド『Uchusentai:Noiz』(以下、宇宙戦隊)のPRプロジェクトなります。
約1ヵ月で、閲覧数100万件&コメント数5,000件超
宇宙戦隊は、2011年に始めてフィリピンを訪問。「地球の平和を守るバンド」というコンセプトを持つ彼らは、海外でもライブ活動を行い、チャリティーコンサートを開いてフィリピンの孤児院を支援したりもしていました。弊社は当時宇宙戦隊の海外版SNSアカウント運営に関わっており、その効果もあってかフィリピンでの知名度も少しずつ上昇していました。しかしバンドはライブ活動が命。ワンマンでライブができるレベルになるためには、まだまだ拡散力が足りません。
そこで弊社からバンドに提案したのが、OPM曲(オリジナル・フィリピン・ミュージックの略)のカバーをするというアイデアでした。フィリピンでは日本の音楽がカバーされることはありますが、その逆は聞いたことがありません。やってみる価値はあるのでは? …という話になりました。
こうして2012年8月、宇宙戦隊はフィリピンのメジャーバンドである、カミカゼ(Kamikazee)のカバーソング「NARDA」をリリースしました。結果的には、リリース直後から予想以上の反響があり、掲載後1週間でYoutubeビデオが50万人の閲覧数となりました。最終的には1ヵ月ほどで100万件に達し、コメントも5,000件を超えました。
フィリピンで日本のコンテンツをPRするための6つのポイントとは?
これらの要因はなんだったのでしょうか?
動画に寄せられたコメントの傾向を以下にまとめてみました。
●1. フィリピン文化が日本に認められて嬉しいという評価が非常に多い
●2. フィリピンを誇りに思えた、というコメントが多数見られる。
●3. 「日本ありがとう」「フィリピンコンテンツ最高」「日本もフィリピンもLOVE!」のように両国への愛情を表現するコメントが非常に多い
●4. 次は何をカバーしてほしい、という期待のコメントが非常に多い
●5. カバーしてほしい曲名やバンド名が多数列挙され、さらにバズる原因となる
●6. 上記4番のように、他の読者に影響を与えるような、バズを更に伸ばすコメントを残すひとが多数現れる
●7. 「オリジナルより良い」「オリジナルのほうが良い」というコメントが散見され、これも物議を醸してバズる原因となる
●8. ビジュアル系という日本の特殊なカルチャーと、現地コンテンツのマッチングが興味の対象となっている
●9. 男女問わず比較的幅広い年齢層がコメントしている
●10. 英語、タガログ語、ビサヤ語、時には不完全な日本語などが入り乱れてコメントが書かれる
●11. アンチコメントもたまに見受けられるがアンチコメントもバズには重要
…上記を総合して判断すると、ポイントは下記の6つになると思われます。
【フィリピンで日本のコンテンツをバズらせる6つの方法】
■1. メインのコンテンツが現地由来である
■2. 現地の人々の現地、または文化への愛情がポジティブに刺激される
■3. 現地の文化へのリスペクト(敬意)が感じられる
■4. 現地人にとって斬新さがある(今までと違うメディアや特に海外の文化とのコラボレーションなど)
■5. 単発のイベントであったとしても、発展性が感じられる
■6. 自由なコメントが可能であり、ユーザーが各自の意見を出し始める
これらの経験を元に、今回の「マンガプロジェクト」では、どのような手法であればフィリピンにマンガ文化を根付かせるきっかけが作れるか?」について協議していきました。
協議の結果、フィリピン由来であり現地人に愛されるコンテンツというポイントから、フィリピン独立の英雄である『ホセ・リサール』のマンガ化が最も相応しいのではないか? …という結論に至ったのです。
マンガ化に当たっては様々なジャンルが考えられましたが、歴史的偉人であるホセ・リサールへの敬意を示すべきとの側面から、史実(とされていること)にできるだけ忠実に作品をつくるという方向性も打ち出されました。
また「フィリピンの歴史的偉人を日本のマンガ家が手がける」というプロジェクト自体が斬新であるため、ある程度の反響も期待できます。読者を刺激するために週間連載で進めることも決まりました。そしてSNS上でのバズ効果、メディア効果を最大限に活かすため、配信日はホセ・リサールの誕生記念日に合わせることにしました。
その結果は冒頭に記載した通りです。
以上が今回の『ホセ・リサール』マンガ企画の経緯概要になります。
公開直前のFacebook投稿によるプロモーションや、マンガへの読者からのコメントには、「宇宙戦隊」のときと同様、前述のような内容のコメントが2,000件以上も寄せられました。
3. フィリピンのソーシャルメディア利用率は世界No.1
メインのプロモーションにFacebookを利用
今回のプロジェクトでは、メインのプロモーションにFacebookを利用しました。
イギリスの調査会社「We Are Social」のデジタル2018レポートの結果ではフィリピンのソーシャルメディア利用率は世界一だとされています(下記参照)。同レポートによれば、SNSの使用時間の1日平均は3時間57分でした。
さらに別のデータではFacebookのユーザー人口が6700万人とのデータもあり、フィリピンにおけるインターネットの利用人口とほぼ同値となっているとの見方もあります。
フィリピンは人口がすでに1億人を突破していますが、この値を人口と比較してみても7割近くのフィリピン人がユーザーとなっている状況です。確かに現地を見回してみると5歳の女の子でもアカウントを所持しています(※ほとんどのケースでは、親御さんが子供のアカウントを作ってそこに画像などを掲載しているケースだと思われます)。
(出典:Time Spent on Social Media, Global Digital Report 2018)
インターネットの平均利用時間にして、TOPのタイ(9時間38分)に続いて、世界第2位(9時間28分)となっており、SNSの普及率も高くなっています。
これらのデータと、これまでの経験則から、プロモーションにFacebookを利用する有効性の高さは明らかです。
(出典:Time Spent Per Day of the Internet, Global Digital Report 2018)
4. ASEAN諸国におけるSNSマーケティングの実態とは?
カスタマーロイヤリティを上げることがおもな目的
最後に、フィリピンを含むASEAN諸国におけるSNSマーケティングについて言及しておきたいと思います。
まずは、SNSを使ったマーケティングでよく使われる「バズる」とか「バズ・マーケティング」という言葉について。この表現はすでに日本では定着した感があるものの、一応ここで復習しておきましょう。
「バズる」は英語の「Buzz」から来ており、蜂などの虫のは音がブンブンなる様子の擬音語として使われるほか、ひとがガヤガヤと噂をするという意味でも使われます。
ただし英語での表現の場合には、「バズってる」「噂になっているよ」というときには、ウイルス(virus)が広がるというニュアンスで、「Go viral」という言い方が好んで使われる傾向があります。
お話がやや横道にそれましたが、つまりバズ・マーケティングとは、「口コミを利用したマーケティング手法」であり、「バズる」とは、SNSなどでの書き込みでシェアされ、情報が急速に拡散されていく状態を指します。
ではフィリピンでは、ことマーケティングにおいて、現地のマーケターはSNSをどのように利用しているのでしょうか?
フィリピンを含む、環太平洋、ASEAN諸国でのマーケターの活動についてのデータを下記にご紹介します。
・ブランディング 46%
・カスタマーサービスページ 43%
・セールス 38%
・他のプロモーションの助長 37%
・ユーザーデータのマイニング 27%
環太平洋およびASEAN地域の「マーケター」と呼ばれる人たちの92%がSNSを利用しているとされています。まずは彼らがどうSNSを利用しているのかを見てみましょう。
一番多いのが「ブランディングに関する利用」であり、その46%が利用しています。プロダクトや企業に関するインサイトや、開発秘話などを語ることによって、カスタマーロイヤリティを上げることがおもな目的とされています。
次に多いのが「カスタマーサービスでの利用」が43%。FacebookなどのSNSページでカスタマーサービスの専門ページを用意して、顧客リテンションに努めています。
さらに「プロダクト紹介」など、直接的にセールスを行う手法で38%が利用しています。
そして「SNSで他のプロモーション活動に関する情報拡散」などを37%のマーケターが行っています。
最後が「ユーザーデータのマイニング」で27%となっています。
またオンラインショッピング等のE-コマースでは、47%がSNS連動でアドバタイジングを行っており、全体の30%がSNS内に「購入ボタン」を設けています。
フィリピンを始めとする新興国のSNSプロモーションに関しては、上記のようなSNSマーケティングの一般的な利用と、前述の成功事例のような「現地の人々の心をくすぐる題材」とをうまく掛け合わせることが重要なのではないかと考えます。
以上、フィリピンにおける日本コンテンツプロモーションの成功例、及びSNSの普及、マーケティングにおけるSNSの利用についてまとめてみました。
今後、日本製品、日本コンテンツをフィリピンを始めとするASEAN諸国へ輸出していこうとする方々の参考になれば幸甚です。
■企画/構成
株式会社クリエイティブコネクションズ&コモンズ
Founder:三宅一道(ミンダナオ日本人商工会会頭)
■参考文献
(フィリピンを含む環太平洋地域のマーケターのSNS利用法)
出典:
News bytes Philippines:
Study: Social media taking over in PH marketing, customer service
(http://newsbytes.ph/2016/09/01/study-social-media-taking-over-in-ph-marketing-customer-service/)
Kantar TNS
(http://www.tnsglobal.com/)
この記事が役に立つ!と思った方はシェア
海外進出相談数
2,000
件突破!!
最適サポート企業を無料紹介
コンシェルジュに無料相談
この記事をご覧になった方は、こちらの記事も見ています
オススメの海外進出サポート企業
-
YCP Group 
自社事業の海外展開実績を活かしてアジア圏への海外展開を完全代行、調査やM&Aもサポート
マッキンゼー/ボストンコンサルティンググループ/ゴールドマンサックス/P&G出身者を中心とする250人規模の多機能チームが、世界20拠点に構えるグループ現地法人にて事業展開する中で蓄積した成功&失敗体験に基づく「ビジネス結果に直結する」実践的かつ包括的な海外展開サポートを提供します。
YCPでは各拠点にてコンサルティングサービスだけでなく自社事業を展開しています。市場調査フェーズからスキーム構築/定常的なビジネスマネジメントまで、事業主として一人称で取り組んできたからこそ得られた現地市場ノウハウや専門知識を活用し、教科書的な「べき論」に終始せず、ヒト/モノ/カネの観点から海外展開リスクを最小化するためのサービス開発を行っています。
<主要サービスメニュー>
・海外展開完全代行:
事業戦略~実行までの各フェーズにて、全ての業務を完全に代行
・海外調査:
マクロデータに表れない市場特性を探るための徹底的なフィールド調査を踏まえたビジネスに直結するインサイトを提供
・海外M&A:
買収後の統合実務や定常経営実務までを包括的にサポート -
株式会社セカラボ
*アメリカ・アジア・ヨーロッパ / セカイ進出をゼロから設計〜伴走サポート*
◆会社コンセプト(サポートコンセプト)
私たちセカラボは、海外ビジネス支援のプロとして、
海外進出において必要なプロセス"準備→設計→実施"を
ワンストップで海外進出をゼロから伴走サポートします。
これまでの実績は300社を越え、
さまざまな業種業態の企業の進出支援を行っております。
また、私たちの得意な領域として"海外進出支援"はもちろんのこと、
デジタルマーケティングを活用した支援においても貢献いたします。
◆サポート対象エリア
アメリカ・東南アジア・東アジア・ヨーロッパ
◆これまでの支援で最も多かったご相談
✔︎初めての海外進出をどのように進めれば不安、手伝って欲しい
✔︎どこの国が最適なのか、一緒に考えて欲しい
✔︎進出検討中の国や市場を調査・分析し、自社との相性が知りたい
✔︎現地競合企業の情報・動向が知りたい
✔︎どんな売り方が最適か、アドバイスが欲しい
✔︎海外進出事業計画策定を手伝って欲しい
✔︎事業戦略・マーケティング設計がしたい
✔︎食品・コスメ・医薬品に必要なFDA申請を手伝って欲しい
✔︎海外で販路開拓・拡張がしたい
✔︎海外現地企業と取引がしたい
✔︎海外現地法人設立(ビザ申請)をサポートして欲しい
✔︎海外でプロモーションがしたい
✔︎越境EC(自社サイト・モール)販路を広げたい・深めたい
✔︎海外のデジタルマーケティング戦略をサポートして欲しい
✔︎海外向けのウェブサイト(LP)をつくってほしい
✔︎海外向けのECサイトをつくってほしい
✔︎海外のSNS・ECの運用を手伝って欲しい
✔︎すでに活動中の現地法人の悩み解決を手伝って欲しい
✔︎海外で店舗開業(飲食店含む)を総合サポートして欲しい
企業のゴール(成功)から逆算し、
ゴールに向かうために必要なことを提案・喚起する、
サポートを得意としております。
◆主要施策
[コンサルティングサポート]
*伴走グローバル事業部
↳事業設計・進出行動計画サポート(Global Set Up)
*簡易市場調査(Global Check Up)
*各種市場調査/分析
↳企業信用調査
↳競合調査/分析
↳法規制調査
↳有識者調査・インタビュー
↳消費者調査・インタビュー
↳現地テストマーケティング
↳ウェブ調査/分析
*グローバル飲食店開業サポート
*現地法人設立サポート
[マーケティングサポート]
*伴走マーケティング事業部
*デジタルマーケティングサポート
*プロモーションサポート
↳SEO強化サポート
↳Webプロモーション
↳インフルエンサープロモーション
↳現地メディアプロモーション
↳広告運用(リスティング広告・SNS広告など)
*SNS運用代行サポート
*EC運用代行サポート
*各種サイト運用代行
[クリエイティブ]
*サイト(EC/多言語/LP)制作
*コンテンツ(画像・動画)制作
[グローバルエージェント]
*海外販路開拓サポート(Global Match Up)
*海外ビジネスマッチング(現地企業探索サポート)
*海外人材 探索・手配サポート
*翻訳・通訳サポート
*手続き・申請(FDA申請含む)サポート
*海外税務/法務/労務/人事 サポート
*輸出入/貿易/通関 サポート
*海外販路開拓・現地企業マッチングサポート
[そのほか]
海外進出支援における相談に個別対応し、
企業の目的・課題・前提条件をヒアリングし、最適な提案を行います。 -
IDN HOLDINGS JAPAN 株式会社
フィリピン・インドネシア進出をお考えの方はいつでもお問い合わせ下さい。
弊社は、フィリピンはコンサルタント以外にも不動産・インフルエンサーマーケティング会社・レンタカーなどのビジネスも展開しております。移住サポート・フィリピン進出に必要な全般をサポートしております。
-
ジェイグラブ株式会社
越境EC(B2C、B2B、D2Cなど) 海外販売のことならなんでもご相談ください。
日本ブランドを「オンライン」x「ショールームストア」で世界に販売できる越境ECモール 『j-Grab Mall』 の運営、オンラインでの出店・販売とあわせて、海外の実店舗に商品を展示し、QRコードで購入できる「ショールームストア販売」を実現して日本の事業者の海外進出、販路拡大を支援します。
Shopify( ショッピファイ)・Magento(マジェント)を利用した海外・国内向けECサイト構築、海外ECモール(eBay, Amazon, Shopee, Lazada、Ruten、Ozon、T-MALL Globalなど)の開店から運営までのフルサポート支援します。
2,900社以上の支援実績と350社を超えるクライアント様にご愛用いただいています。
越境ECに関するセミナーをAmazon社と共催したり、eBay、DHL、Shopee、Shopifyなどと頻繁に開催しています。
https://www.j-grab.co.jp/ -
株式会社ダズ・インターナショナル
*欧米+アジア × デジタルマーケティングで越境ビジネスを伴走サポート*
私たちは日本企業の東南アジア・東アジア・アメリカへのグローバル展開をサポートします。
私たちは企業のグローバル展開・オンライン展開のサポート事例から得たノウハウと経験から、
下記の4つのカテゴリにてサービス提供します。
❖コンサルティング(プロジェクトマネージメント・フィジビリティスタディ含む)
→Mission:事業の"失敗の可能性を下げ、成功の可能性を上げること"
❖マーケティング(プロモーション含む)
→Mission:商品・サービスの"売る仕組み"と"売る計画"をつくること
❖グローバルエージェント(海外事業展開総合サポート)
→Mission:"海外事業のプロジェクトマネージャー"として、円滑に進めること
❖クリエイティブ(制作業務全般)
→Mission:グローバル・オンライン展開で"人とつながるデジタルコンテンツ"をつくること
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『 当社が大切にする3つこと 』
[“俯瞰位置から提案する会社”であること]
誰かの希望や悩みに対して、私たちは”私たちの頭“で考え、経験・ノウハウから提案します。
お客様の事業において、事業主・消費者ではない、真ん中に位置する私たちだからこそできる提案があります。
「お金をいただいたら言うことを聞く」ではなく、「お金をいただいたら貢献する」をモットーにした働きをします。
[“グローバル視点”を担うこと]
ひとつの価値観や、単一方向からの視野では何も決められません。
そのビジネスに関わる企業や人の”当たり前”を理解するため、思い込みに惑わされず、視点を変えながらグローバルである必要があります。
グローバル展開では日本人のアイデンティティに固執することなく、グローバルな視点の役割を担います。
[“会話”を大切にすること]
何よりも大切なことは、人との会話です。
言った言わないではなく、”伝わり合うこと”でのコミュニケーション充実度が事業の成功・失敗を決めるといっても過言ではありません。
当社が提供するサービスは多岐に渡り、一見バラバラなようですが、ミッションは貢献です。
“貢献とは何か?”を人との会話の中で探し、私たちができることを提供します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[ 事業内容 ]
◆海外進出総合トータルコンサルティングサポート
◆インターネット、ソーシャルネットワークサービスを利用したマーケティング、プロモーション、ブランディング、広告、宣伝、電子商取引に関わるコンピュータシステムの企画、開発、販売、保守及びコンサルティング
◆市場調査及び各種マーケティングリサーチ業並びにそれらのコンサルティング業務
◆広告代理業並びに企業の広告宣伝、販売促進及びマーケティングに関する企画・制作・コンサルティング
◆ウェブサイト、アプリケーションソフトウェアの企画、開発、制作、運用及び販売
◆映像、音楽等のデジタルコンテンツの企画、制作、運営、管理、配信及び販売
◆アパレル製品、服飾雑貨等の企画、デザイン、製造、販売及び輸出入
◆インターネットを利用した通信販売業及びそれに関するコンサルティング
◆個人及び企業に対するコーチング及び教育事業
◆イベントの企画及びプロデュース
◆店舗の企画、設計及び施工
◆不動産 越境販売プロモーション事業
◆前各号に附帯関連する一切の事業