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失敗しないシンガポール展示会出展|おすすめイベントから費用・流れ・成功のポイントまで

掲載日:2020年03月31日

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東京都23区と同等の国面積に人口約550万人を擁する、“小さな都市国家”シンガポール。すでに国民1人あたりのGDPでは日本を上回り、世界経済において存在感を強めています。その戦略として、ヒト・モノの流れを重視し、国家として物流や展示会・見本市などに力を入れています。

誘致活動なども盛んで、シンガポールの展示会には、世界中から企業が集まり、世界中の企業へアプローチする機会を与えてくれます。

そこで本記事では、「シンガポールの展示会・見本市への出展」について解説していきます。「シンガポール」で開催される展示会について、その出展のメリット・費用・流れ、そして成功のポイントからオススメの展示会まで、総合的にご紹介いたします。是非、御社の海外展開にお役立てください。

1. 展示会出展のメリット・費用・流れ

■ メリット
展示会に出展するメリットは主に下記の3つです。

・商談のための時間と手間を減らすことが可能
・コストを削減することが可能
・市場調査や情報収集に役立てることが可能

例えば、海外で営業活動をするにしても、限られた滞在期間の中で訪問できる企業の数は意外と少ないもの。また、海外で店舗の経営を始めるとなると、コストがかなりかかりますし、リスクも大きいですが、展示会でのブース出展なら、直接の営業活動よりも効率よく、多くの企業担当者との商談が可能ですし、店舗を経営するよりもリスクやコストを少なくおさえることができます。

展示会では他の出展ブースを見て回ることも積極的に行いましょう。市場調査や情報収集ができるのも展示会への出展の大きなメリットです。マーケティングなどのヒントを得られるだけではなく、パートナーになり得る優良な企業も見つかることがあります。

■ 費用
展示会にかかる主な費用は下記の5つ。

・出展料
・ブースの装飾費用
・輸送費
・宿泊費
・その他備品などにかかる費用

それぞれの金額は国によってかなり異なりますし、物価や為替によっても費用は変動します。机や椅子などのレンタル費用も国によっては意外と高くつきます。アメリカや中近東では、ブースの装飾費用が日本の3倍以上になるケースもあるのだとか。備品や装飾にかかる費用は事前に見積もりをとってきちんと調べておきましょう。

■ 流れ
どんなに遅くとも、出展を決めたら開催の4ヶ月前には準備に取りかからなければいけません。できれば準備期間には半年は欲しいところ。国内の展示会と海外の展示会ではどうしても勝手が違います。

例えば、特に注意しておきたいのがホリデーシーズン。準備を進めるタイミングで現地のホリデーシーズンに入ってしまい、業者に対応してもらうことができない、ということもありえます。余裕を持ったスケジュールで準備を進めましょう。

ブース装飾のための施工業者や、備品をレンタルしてくれる業者などを選定するのも意外と時間がかかります。相見積もりを取って業者を選定し、決定する際には再度見積を取ります。何度もやり取りすることを考えて、施工業者を決定するまでに1〜2ヶ月はかかると見積もっておきましょう。

2. シンガポールビジネスの特徴

それまで驚異的な高度成長を果たしたものの、2012年以降は経済成長率が低下し続けていたシンガポールですが、2017年2月に国家戦略としての新成長戦略を発表しました。この戦略の大きな目標は「年2〜3%のGDP成長率達成」であり、「業界ごとに特化した労働生産性向上の取組を策定」し、「国を挙げてイノベーションを促進する」としており、以下の7つの戦略を提言しています。

① 国際的な経済関係の深化と多角化
② 労働者の継続的な技術習得とその活用
③ イノベーションと事業拡大に向けた企業能力の強化
④ デジタル技術力の強化
⑤ 活気と機会に満ち、外部と繋がった都市国家の創造
⑥ 23業種の産業変革マップの策定及び導入
⑦ イノベーションと成長を実現するパートナーシップの活用

この新成長戦略で、10年間で年平均2~3%の成長を目指しています。

3. シンガポール展示会の探し方

「世界の見本市・展示会情報」データベースからさまざまな展示会を検索することができるJETROのホームページは展示会を探すのにとても便利なサイトです。

シンガポールだけでも多くの展示会情報が掲載されていますが、中でも代表的なものを3つご紹介いたします。

■ FHA-Food&Beverage
2年に1回、シンガポールで開催される飲食業界向けの展示会。出展者は2000を超え、100カ国から48,000人の参加者が集まるという、アジア最大規模を誇る展示会です。

■ ConnecTechAsia
毎年シンガポールで行われるテクノロジー系の展示会。アジアのデジタル未来を形作る最新のスマートテクノロジーとトレンドに触れることができます。2018年来場者数は35000人、出展社数は1700社。日本国内の連絡先があるので、日本語で問い合わせすることができます。

■ Edutech Asia
シンガポールのマリーナベイサンズで毎年開催される教育業界向けの展示会です。さまざまなカンファレンスやワークショップを行っています。2019年の来場者数は5000人、出展社数は205社。

【今後開催される展示会】
これから開催されるシンガポールでの展示会は、下記のJETROのサイトからご確認いただけますが、新型コロナウイルスの流行に伴い、延期や中止になっている展示会もありますので、注意してください。
JETRO:https://www.jetro.go.jp/j-messe/country/asia/sg/

4. シンガポール展示会出展「成功のポイント①」:ブースの設営

展示会では何よりブースに立ち寄ってもらうことが大切。足を止めてもらえるブースのデザインが重要です。

ブースのデザインを考えるときには、愛着のある商品の名称や原産地などを前面に押し出したくなるものですが、認知度の低い商品名や原産地表記をそのまま表記してもバイヤーに立ち寄ってもらうどころか見てもらうことすらできない可能性があります。

認知度の低い名称や原産地はあえて目立たせずに、認知度や注目度の高い「オーガニック」「有機食品」「自然派フード」などのキーワードをヒントにブースづくりをして成功したケースもあります。トレンドに敏感なバイヤーの興味をひく工夫が必要です。

また、スムーズに商談につなげるために、ブースには接客やセールスに長けた人材を配置するようにしましょう。

5. シンガポール展示会出展「成功のポイント②」:ローカライズ

「ローカライズ」ができていないと、現地にない商品やサービスを受け入れてもらうのは非常に難しくなります。「ローカライズ」とは、現地の人に伝わりやすいイメージを作ることを言います。

日本のスタイルをそのまま海外上陸させて失敗した事例は山ほどあります。「餃子の王将」は中国では一般的でない焼き餃子をメインにした日本風の食習慣が受け入れられず失敗したと言われています。

「いきなり!ステーキ」は、立ち食い形式や、肉の量の単位表記が失敗の要因だと言われています。ポンド表記が一般的なアメリカにおいて、グラム表記へのこだわりは逆効果となってしまったようです。

「現地の言葉を話す」のは比較的簡単に取り入れることができるローカライズの一つですから、現地の言語が堪能なスタッフをブースに配置すれば、商談もスムーズに進みやすくなります。

6. シンガポール展示会出展「成功のポイント③」:リード客とのリレーション構築

展示会出展の最大の目的は、「商談や見込み客を獲得する」こと。来場者のデータは大切な情報ですから、すぐに分類できるようにしておきましょう。名刺交換やアンケートなどで集めた来場者のデータを、成約の見込み度合いによって分類します。展示会終了後は、引き続きフォローを行いましょう。たとえ今すぐ成約が見込めない企業や担当者でも、継続的にコンタクトを取って関係性を築いていくことができれば、成約の確率は上がっていきます。

7. 展示会出展をきっかけにシンガポールビジネスを成功させよう

シンガポールへの進出を検討しているなら、まずは市場調査も兼ねて展示会に出展してみてはいかがでしょうか。現地の反応を直接見ることができるので、シンガポールでのマーケティングや、海外向けの新商品開発のヒントが得られます。

リスクやコストをおさえつつ、現地の最新情報が得られることが展示会の大きなメリットですから、企業や製品のPR、販路開拓などをシンガポールに向けて行う予定があるなら、ぜひ展示会への出展を検討してみてください。

8. 優良な海外進出サポート企業をご紹介

御社にピッタリのシンガポール展示会出展サポート企業をご紹介します

いかがでしたでしょうか? 海外への販路拡大時に、バイヤーやパートナー、クライアントを探すための有効な方法「展示会出展」について、シンガポールを中心に解説いたしました。ぜひ、御社のビジネスに活かしていただければと存じます。

また、成功のポイントなど、自社だけではなかなか対応が難しいことも出てくるでしょう。Digima〜出島〜では、「シンガポール進出において、自社に最適な展示会を探してほしい」「出展からリード顧客とのコミュニケーションまでワンストップでサポートしてほしい」…といった、多岐に渡る展示会出展におけるご質問・ご相談を承っています。

ご連絡をいただければ、海外進出専門コンシェルジュが、御社にピッタリの海外進出サポート企業をご紹介いたします。まずはお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

「Digima〜出島〜」編集部

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株式会社Resorz

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